#1の続きです。
高松駅
やっぱり港町はオシャレですね。
アンパンマン列車の停まる駅にある撮影スポット
1313発のサンポート南風リレー号・松山行が入線してきました。
2両編成ですね。
平日ということもあってか、車内は学生や年輩の方が多かったですが、それほど混んでいませんでした。
坂出までは快速ですが、その先は各駅停車
今回はサンポート南風リレー号を高松から松山まで乗り通したくなったので、坂出で降りずあえて高松へ向かったのです。
経路を自由に設定出来る。
これも18きっぷの楽しみの一つですね。
さあ、松山まで約5時間の旅の始まりです。
高松から乗車した客は詫間や観音寺までにほぼ下車してしまい、ここで後方の1両は切り離され単行に。
観音寺からの乗客はほとんどなく、車内は閑散としていたので1両で十分なのでしょう。
でも、伊代三島から中学生が大挙して乗車して来て車内はかなり混雑しましたが、それも一時で新居浜でほぼ下車しました。
また、途中から乗ってきて近くに座った制服姿の女子高生が広瀬すずさん似で可愛らしく、閑散とした車内に華やかさが添えられました。
さらに、友だちが3人乗車してきて、学校や部活の話で盛り上がりとても賑やかでした。
語尾の「〜やけん」という方言がとても可愛らしいです。
これも平日の通学列車の醍醐味ですね。
残念ながら、その娘たちも伊予西条で下車してしまい、再び車内は寂しくなりました。
しかし。少しすると今度は男子高校生3人が乗車してきて、進路の話で盛り上がり出しました。
どうやら卒業したばかりの高3のようです。
話を聞いていると、地元の愛媛大学(あいだいと言っていました。)以外に進学すると地元を離れなくてはならないようで、1人は東京、1人は神戸、もう1人は高知の大学に行く予定らしく、楽しげに話しているこの仲間たちももうすぐバラバラになるようです。
(愛媛大学でも松山なので、今治なら下宿でしょうか?)
私は親世代に当たるだけに、息子たちのように思えて、聞いていて何となく切なくなりました。
そうこうしているうちに列車は今治に到着し、先ほどの男子高校生をはじめ大半の乗客は下車し、新たな客が乗車してきました。
また、後方に1両増結され再び2両編成になり、車掌さんも乗車して一路松山へ。
途中、海が見渡せる絶景スポットがいくつかあり、夕陽で赤く染まりゆく空と海のコントラストが美しかったです。
さて、
幸い駅舎は残るようですが、この何となくホッとするような感じも残って欲しいですね。