いよいよ明日のダイヤ改正により、北陸新幹線が敦賀まで延長されることに伴い、並行在来線として北陸本線の敦賀ー金沢がJR西日本から分離され、敦賀ー大聖寺は新たに「ハピラインふくい鉄道」として開業します。
時刻表を見ると、優等列車はなく、通勤・通学時間を中心に敦賀ー福井に快速が5本走るだけで、他は毎時1本程度の各駅停車ばかり。
また、どんな需要があるのか、最終の快速は敦賀2322→福井001という日を跨ぐ列車
事実上、回送列車なのか!?
福井の友人によると、
そもそも福井県は完全に車社会であり、北陸本線に並走する国道8号が快適なバイパス路になっている上、福井市内の中心部を除けば広大な駐車場を備えた店舗が多いので、鉄道の利用なんて選択肢に入らないとか。
となると、頼みの綱は他のローカル線と同様、高校生などの通学生か。
でも、さらなる少子化により、生徒の数は減少の一途の上、武生ー福井は地味に福井鉄道とのパイの奪い合いが続くし…。
さらに、これまでJRだったので割安だった運賃が、ハピラインふくい鉄道ではかなり高くなります。
例えば、武生ー福井が、
・JR 330円 →ハピライン 380円
・福井鉄道 400円(明日から)
運賃と速達性はハピラインが優位ですが、僅か20円の差であれば、駅の数など利便性を考えると福井鉄道に勝算があるかもしれませんね。
それに、地元にとっては、JRから押し付けれたような存在の鉄道
余りチカラが入らないですよね…。
明日、開業を控える中、大変申し訳ない言い方になりますが、
ハピラインふくい鉄道
かなり厳しいんじゃないでしょうか?
ところで、
↓のお得なきっぷが発売されるようです。
また、福井鉄道、えちぜん鉄道と共同のフリーきっぷもあるようです。
とりあえず、応援したいですね。