このあと始まったのは、本当の「全スト」であった。G7にな目を連ねる大国(?)の首都のネックの移動の手段が、一切動かないのである。本当に、全部がとまっていた。
毎日道は自動車でいっぱい。
学校へ行けない…行かないわけにはいかないが、ただでさえ、住んでいるところから1時間半かけているのだ。メトロ+バス、またはメトロ+郊外の電車。
どちらも動いていない。ネットもなく、調べようがない。電話をかけても混んでいる。ニュースに頼るか、ともかく駅に行ってみるしかない。が、最寄りの駅からしてしまっている。
やむなくご登場願ったのが、自転車であった。
フランスの自転車はスポーツ型である。また、「自立」しない。どこかにもたれさせないと、置くことができない。どこを探いても、子供用でも、補助輪は存在するが、とにかくスポーツ用=女の子のリができない!のだ。日本の親切な自転車しか知らない私には、
止まって足がつかない
という時点で恐ろしい乗り物だ。
どのように止まるかというと、片足がつくまで自転車全体を傾けるのである・・・
問題はもうひとつあった。
自転車とは「車」なので、フランスでは車道を走らねばならない。
私のけった歴は長い。(地元で、ケッタというのだ)が、歩道をスっ飛ばしていたことがほとんど。
日本の住宅街の道は、歩道と車道の区別はないが、パリの中は、ほとんどの道に歩道が別にある。
足の着かないケッタマシーンで(こうとも呼んでいた)
車のすぐそばを走る・・・・
こんな怖いことはない・・・・
これは今年の写真