わたしのなまえはあきこ。
気がつくと、ここパリでも、まわりに「あきこ」さんがたくさんいらっしゃるのです。
でも、同じ漢字の方にはお会いしたことがありません。
ずいぶん前のことですが、同県に同じ名前の方がいらして、日本大使館で書類を間違われそうになったことはありますが、この方もちがう漢字の方でした。
昭和の昭、確かに日本人の方にはとても説明しやすいです。
それにしても、平成生まれのひとびとも、もうすぐ成人。
音楽留学生の中には若い方もいらっしゃるので・・・ああ、いまや時代がちがう!
それにしても、あきこさんにはご縁があります。それは幼稚園の「あきこ先生」の時から、大人になってからの先生にも。そして生徒さんにも。(一字違いの歌手の方もいらっしゃるし。)
まだまだ続きます。みなさん、字の違う方も多いので、楽しみです。
そんなあきこさんのひとりが、クラスは違うけれど、最初の学校が同じ専攻でした。ひょんなことから出会って・・・他に共通の知り合いがあって・・・でもいつのまにか、連絡は途絶えてしまいました。
そして、年月は10年以上たっていきました。
そんなある日、彼女がパリに戻ってきているということを風の便りにききました。
そして、ネットのおかげで、再会したのです、私たち。
お互いに忙しくて(いや、私が出不精)ゆっくり話せないけど、会うときには、まるで鉄砲玉みたいにいろんな話が出てきます。昔の失敗談ももちろん!笑いが絶えなくて、一緒にいる間中、ひーひー言ってます。
中学校の同級生とは、おおむかしの話、
高校を分かち合った人とは、その時代の思い出話、
大学の同級生とは音楽の話、
留学の苦労を同じ時に分かち合った友人は、やっぱり、あうんの呼吸でその時代の話に花が咲きます。
今、その友が10年の年月を経て、似たような状況で、パリに滞在している。
こんな友人が持てるのも、「そんな時代もあったねと」・・・だからです。