久しぶりに日本へ電話しました。彼女はもと留学生で、やはり長年フランスに住んだ人。
バカンスの話をしていたら、昔は期間が違っていました。私はすっかり忘れていた
10日間とか2週間、あれこれ変更が続き、クリスマス休暇が10日しかなかったこともあったそうな。
どういうことかというと、これは政府レベルの問題でして、
「冬休みは遊びに行ってらっしゃい」
と、粋な計らい。
ではなくて、
「観光地に行ってお金を使ってらっしゃい」
という商業目的なのですね。
だから、冬と春の休みは、全国が三つの範囲に分けられ、一種間ずつずれて休みが始まります。
観光地が一度に混雑しないように、という暖かい配慮です。
さて、今年の詳しい休みです。2007-2008年度の、パリでの休みです。
toussant全聖人の日(お盆みたいな感じ)
10月27日(土)~11月8日(木)の朝8時まで(つまり木曜は授業があります!)
クリスマス休み
12月22日(土)~1月7日(月)の朝8時まで
お正月は特に祝わないので、年明けの月曜には再開、というわけ。年明けさし世の月曜が再開日で、そこから2週間さかのぼってバカンスが始まるという感じなので、2年ほど、1月3日再開が続きました。
三が日もない正月・・・これは気分的に疲れました。
冬休み(パリ・ボルドーなど、他は違うので気をつけて)
2月23日~3月10日(月)再開
春休み(イースター休暇)
4月19日~5月5日(月)再開
地域によっては4月5日より休みなのです。
夏休みは7月3日より。
フランスで手帳を買うと、たいてい学校のバカンスの予定がこうして記載されています。
(たまに、それが変更になることもありますが、ここのところ安定しています。)
学校は午後4時半まで拘束が普通です。
就学では5時半まで授業の日もあり、3時半で終わりという日もあるそうで、かなり不規則。
習い事を続けるには、難しい条件。
親御さんはこういう予定表を見て、バカンスの予定を決めていくのですね。
有給休暇も昔はなく、勝ち取ってきたものなのです。