メニューフランス語に詳しい方がいらっしゃいますが、私はいまだにわからない。
行きつけのレストランへ行くときでさえ、いつまでも、見慣れない手書きコピーの字。
毎度「これどういう料理なんですか」と尋ねます。
そういうのがコミュニケーションとして楽しくていいんです。
・・・かどうかは定かではありませんが。
でも、紹介します。お勧めの18区のレストラン。
les feuillades レ・フォイヤードといったような発音になります。
夜だけのこのレストラン(8時から)12号線lamarck caulaincourtラマルクコランクール の駅を出て
すぐの道を渡り、そのままもう一つ階段を降り切ったところにあります。
アメリちゃんの界隈よりは東よりでモンマルトルの丘の北側です。
フランス料理といっても、ちょうどいい量。なんといってもここのボーイさんは要領がよい。
てきぱきと、まるで一流のサービスを受けている気分。(カフェではどんくさいこともありますからね)
耳にはさんだところによると、本当に一流ホテルのレストランの方で、ここはまるで遊びに、楽しみに来ていらっしゃるとか!?それも納得のサービス。
それでいて、普段着で入っても平気なところがいいんです。値段も22Eの前菜entree,
本命のplat,最後にチーズかデザートというほぼフルコース。
そのうちの二つの組み合わせも、もう少し安くできるようになったようです。
前菜でおもしろいのは、葱のスフレとか、卵料理。私の好きなのは、塩漬けの魚アロン。(あまりおなかがすいていないときはこれだけで十分なくらい)メインは、肉料理がいろいろありますので省略。
豚・牛・その他、ソースもときどきかわります。
デザートがいいのです。初めての方には
「フロマージュブロン、いちごのソースかけ」
がお勧め。
デザートチーズがふんわりと泡だてられた台地になっていて、美しいソースと混ぜながら食べます。
何度食べてもあきません。
そして一見高級プリンといった感じの「クレームブリュレ」スパイスが程良くきいて、いつもこんがり、おいしい。チョコレートムースはもちろんおいしい。卵の白身をあわもりにして雲にして、キャラメルソースと混ぜながら食べるのもおいしい。ものがものだけに店によっては重たいのですが、ここは軽い
”Il flottante”浮かんでいる島”です。
私、このデザート食べたさにフォイヤードに行くようなもの。
子連れで行っても変な顔をされたことがないので、ついついお客さんのあるたびに、通うようになりました。
唯一の欠点は、喫煙ということ。来年の2月には喫煙方が厳しくなるはずなので、それで平和に食事ができるといいのだけれど・・・私は喘息気味だから。でもパトロンも、ボーイのあんちゃんも、ヘビースモーカーなようで・・・
しかし、私はちょうどいい量だと思っているけれど、日本からの旅行客には多いのかも・・・????
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