寒い思い出 | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

寒い思い出といっても、ギャグが受けなかったわけではない~

まだフランス語も怪しげな頃、合唱の強化にさそわれて、TGVにのって遠くまで行きました。

まあまあの合唱団だったのは良いが、そこには制服がありました。

きっとクリスマスも近い季節だったのでしょう・・・

その制服、上はブラウス一枚。歌うのは古い石造りの教会。


さぶっ。


寒すぎる。


コンサート本番、休憩まで歌いましたが、本気で凍えていました。

動けなくなるかと思いました。その時点にて、気分が悪い、と、私は逃げ出しました。


私は似たようなことを、ノートルダム聖歌隊でもやった、前科モノです。

寒いと、声でなくなるんです。


ともかく着替えて町へ出て、レストランを探しました。注文する前に「とにかくお湯下さい」

(お茶とかだと高くつくし)

それからハラを満たし、体温が少し戻ってきました。

ホテルも寒くて困りました・・・今だったらありったけのものを着て眠るところでしょうが、なぜきちんとパジャマを着て寝ようとしたのか?


空腹、水不足が重なると、体の調子が一気におちるので、今は気をつけています。

それにしてもフランスは寒い。その上に37度が平熱、という国民。

平熱が36度以下の私には、こうして、ついていけないシーンがいくつもあります。仕事にも差し支えます。