特殊な力もない、不思議な道具も持ってない、ごく普通の“人間”が神様にできること。それは果たして、助っ人なのか単なる使いっぱしりなのか。けれど、そこには確かに、神様たちの「秘めたる願い」と、人間との温かい絆があった。
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<6巻のあらすじ>
何やら思惑のありそうな孝太郎に連れられて、上京した良彦と黄金。初めての東京に思わず浮かれる彼らの前に現れたのは、大手町の有名すぎるあの怨霊(ひと)だった!
そこから事態は思わぬ方へと転がり、図らずも巻き添えを食らったとある人物の正体とは……? そして、黄金は結局ファミレス推し!?
一方、九州へと呼ばれてみれば、飛鳥時代と現代を結ぶ三女神の過去を紐解くことに。人知れず残された一人の巫女の想いが、千年以上の時を経て鮮やかに浮かび上がる!
<メインキャスト>
萩原 良彦(はぎわら よしひこ)
主人公。24歳のフリーター。社会人野球チームを持つ企業に就職していたが、右膝半月板の故障と社会人野球チームの廃止により入社半年で退社。とあるきっかけで祖父が所持していた宣之言書を手に入れ、八百万の神の御用を聞く「御用人」の代理となる。日本神話の知識はお世辞にも深くはなく、神様相手でも砕けた態度で接する。
黄金(こがね)
方位の吉兆を司る方位神。狐の姿をしている。良彦の最初の依頼主で、御用の内容は「日本の人の子が再び神祭りに目覚め、神に畏怖と敬いを持ってもらうように取り計らうこと」だったが、それではなく「抹茶パフェが食べたい」という御用が受理されてしまう。そのため本人は気に入らず、再履行を求めて良彦と行動を共にするようになる。甘党で食いしん坊。
藤波 孝太郎(ふじなみ こうたろう)
良彦の高校時代からの親友。大主神社の権禰宜。
※大主神社のモデルは京都大学の西側にある吉田神社といわれています。
吉田 穂乃香(よしだ ほのか)
大主神社の宮司の娘。生まれながらにして神霊を見ることのできる『天眼』の持ち主。
<1巻に登場する神様>
一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)
良彦の二番目の依頼主
社殿内でオンラインゲームに没頭w
大神霊龍王(おおみたまりゅうおう)/橋姫
良彦の三番目の依頼主
蛇の姿で気持よく寝ていたところをボート部員に踏まれて痛い思いをした!
大年神(おおとしのかみ)
良彦の四番目の依頼主
須勢理毘売の腹違いの兄
<6巻に登場する神々>
須勢理毘売(すせりびめ)
大国主の正妻。八番目の依頼主で、御用は「浮気癖のある夫を改心させてちょうだい」。
大国主神(おおくにぬしのかみ)
国造の神。
平将門(たいらのまさかど)
非業の死を遂げた怨霊。御用は「自身を討った藤原秀郷の末裔を呪う協力をしてほしい」。
建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)
鹿島神宮に祀られている武神。御用は「自分に仕える人間を連れてきてほしい」。
経津主神(ふつぬしのかみ)
建御雷之男神に仕える剣の神。有事には剣に変身し、建御雷之男神の武器として猛威を振るう。
宗像三女神(むなかたさんめがみ)
宗像大社に祀られている三女神。長女の田心姫神、次女の市杵嶋姫神、三女の湍津姫神の三柱。
田心姫神の御用は「宗像大社に巫女がいたことを証明してほしい」。
<感想>
6巻目に突入した今作品
読書感想で自分の過去ログのぞいてみたら、、
アップしたつもりが1~5巻まで一度も書いたことがなかった(笑)
この物語、古事記や日本神話などに登場する神様が毎話登場しますが、主人公の良彦よりも強い個性の持ち主ばかり!(そりゃ神様だもんねw) そんな神様たちも万能ではなく、途方もない長い年月、悩み、時には恋焦がれ、”御用人”となった良彦に頼ることとなります。 これが結構泣けるんです!!
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