レイチェル・キング騎手
先週の3連休は、すでにお知らせした通り、JRA馬事公苑で開催された『ホースメッセ』に連日足を運んでおりました。そのため、土日ともに、見事に競馬をスルーしてしまいました。
ま、とはいえ、土日の重賞だけは、結果を録画でしっかりチェックせざるを得ないわけですけれど……。
2歳チャンプのジャンタルマンタルが敗れてましたが、なにせ1000m62秒7なんて冗談みたいな超スローの競馬ですから、まったく悲観するところはないんでしょう。とにかく、この馬の場合は焦ることなく本番に迎えますし、この後は皐月賞へ向けた調整に専念するだけでしょうねえ。
その共同通信杯で「へぇ……」と思わされたのは4着に食い込んだディマイザキッドでしたか。スタート直後にゴチャついたのか、最後方からのレースに。前述の通りのスローですから勝負圏外の位置取りでしたが、直線だけスルスルと伸びて0秒7差。上がりは最速だったみたいです。
鞍上はレイチェル・キング騎手でした。
結論は明日に
競馬ブックの今週号(↓)はフェブラリーS特集。
(キング騎手のインタビュー記事が掲載されています)
今更ながらキング騎手はイギリス出身で、オーストラリアで活躍中の女性騎手。短期免許を取得して騎乗中の今年、GⅡのAJCCをチャックネイトで、GⅢ東京新聞杯をサクラトゥジュールで制して、今週末のフェブラリーSがGⅠ初挑戦、になります。
この人、何しろ位置を取りに行ってくれますし、追ってからジワッと加速して、もうひと伸びを引き出してくれる印象が強いです。ディマイザキッドは不利があって最後方からの決め撃ちでしたが、それは未勝利を勝ったばかり、という馬自身の現状のポテンシャルも影響していたのでしょう。
基本的には積極的なレース運びが目立ち、ワケのわからない後方待機策で頭が痛くなるような乗り方はしません。馬券を買ってレースを観ていて納得できますし、人気よりも着順の方が上回る回数が多いデータも、頼もしい限り、じゃないですか?。
さすがにいきなりのGⅠでは……という気はしますが、騎乗するアルファマムは金曜の時点で7番人気。多分、これより人気が下がることはあっても上がることはありますまい。ちょっとだけでも押さえておこうかと……。
予想の印の順はある程度、決まってはおりますが、日曜日のことはまた日曜日に。いや、その前に、ダイヤモンドSも買ってみたい気がしますかねえ。
いずれにしても、結論は明日以降に……ということで。