7月は課題克服月間に
新作旧作を問わず、「今年は最低でも月2本の劇場での映画鑑賞」というノルマを自分に課したつもりでおりました。1月は何とかクリアしたのです。が、それ以降は、まったく我ながら〝なってない〟状態でした。
新刊の執筆作業が詰めの段階に入っていたのもありましたが、何しろ心身ともになんやかやとございまして……。
BSを中心に、テレビでは何本か観てはいたのですが、そうした諸々のせいで、あまり印象に残ってない。どうにもこうにもいけませんね。
そうこうしてたら本日が6月最終日。一年の半分が終わるタイミングに注目の映画が2本同時に公開されるとあって、そわそわしております。あと10本分の借り?があるわけでして。
とはいえ、本日から明後日にかけては予定が入っておりますし、劇場に行くのは来週、つまり7月に入ってから、になるのですが……。
すべて邦画
まずは貫地谷しほりさん主演の『オレンジ・ランプ』。
このところ難しそうな役が多い気がする貫地谷さんですが、今回もまた〝旦那が若年性の認知症になった主婦〟という、なかなかなシチュエーションの役。どんな具合に演じてくれますか。
そして2本目は、多分こっちを先に観に行くことになると思いますが、
『山女』
です。
主演の山田杏奈さんというのはドラマでしか拝見したことがないですが、タイトルのインパクトから想像されるストーリーに加えて、共演者に森山未来、三浦透子の名前があって……。しかも脚本に『らんまん』の長田育恵さんが参加してるみたいですし、これは観ないわけにはいきますまい、という感じ。
4月に公開済みですが
そしてこちらは本日公開ではない、どころか、封切られて2カ月以上が過ぎていますが、阪本順治監督作品の、
『せかいのおきく』
1989年公開の傑作『どついたるねん』以来、キャリアが30年以上にもなる阪本監督の、なんと初めてのオリジナル脚本作品なのだそう。黒木華さん主演で、寛一郎に佐藤浩一の親子に、敬愛する石橋蓮司さんも共演……。これこそ見逃すわけにはいかないものでして。
月に2本のペースに戻すには大変ですが、とにかくこの女性主演の邦画3本で、再スタートを切りたいと思ってます。