なんと1月最終日(その1) | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

還暦フリーランサーのおしゃべり処

元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  想定外もありつつ

 1月2日から10日間ほどでしたか、発熱もあって今ひとつ体調が優れず、年明けの作業が後手に回ることになってしまいました。それが原因で、やるべきことの順序がおかしなことになり、今年最初の1カ月は予定が大幅にくるってしまった感じ。

 まあ何でもかんでも予定通りにいかないものですから、もっと余裕をもたせたスケジュールを組まないといけませんかねえ。トシもトシですし……。

 とはいえ、予定通りにできたことより、できなかったことの方が多いことは確かなので、残りの11カ月でじっくり取り返していこうと思います。

 

  『半世界』(本年2本目)

 今年は映画を観るぞ~、と思っていて、新作、旧作問わず、「最低でも月2本の劇場での映画鑑賞」というのをイメージしていましたが、これはクリアしたことのひとつでした。しょっぱなの1本は既報の通り『ドリーム・ホース』で、2本目がこちら。

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 もう4年も前の作品になりますが、監督は阪本順治で主演が稲垣吾郎。共演がこの翌年大河に主演する長谷川博紀。池脇千鶴も出てます。

 ここ数年、阪本監督はなにかが吹っ切れたかのように作品を送り出していたのですが、コロナ禍に加えて私自身の退職の忙しさもあって、追いつけていなかったのです。そこへもってきて、近年は稲垣吾郎さんが本格的に俳優業にシフトしてきた印象があるため、これは観ておかねば、と思いまして。

 

 SMAPファンのお姉様方がどんなふうに感じられてるかわからないので、ブックログ時代から書いたことがなかった話がございます……。

 

  銀座の思い出

 

 それこそ15、6年前のことです。銀座方面から有楽町駅に向かおうとしていて(徒歩です)、5丁目か6丁目の交叉点付近でしたが、信号待ちしていたんですね。で、道路を渡った先の駐車場に1台のワゴン車が停まって、中から見るからにテレビクルーがそれらしい機材を担いで降りてきまして、「何かのロケかな?」と思ってボーッとみてたんですが、最後に1人の男性が降りてきたんですよ。ごく普通に。

 それがあまりに自然な身のこなしだったせいか、〝オーラ〟みたいなものは感じなかったのですが、その普通さの中に、尋常でないカッコ良さがあるんです。そのうえで、すぐにそれが稲垣吾郎だとわかる。

 で、ここからがお姉様方の意見が気になるところなのですが、SMAPがデビューした当初、私が一番カッコいいんじゃね?と思ったのは森且行くんでした。早い段階でオートレーサーに転身し、ますますカッコ良さを増したのはご存じの通り。

 で、稲垣くんというのは……その~、なんとなくインパクトがない、わけじゃないにしても、印象が薄いというかなんというか……じゃなかったですかね?。まあ若い時分にいろいろありましたしね。

 でもあの日から、人間性がどうかさておくとして、私の中の稲垣吾郎は一変しました。

 

 「十三人の刺客」(三池版は観てないです)の怪演(?)が話題になったようですが、ニュースやレビューなどを見て、「やっぱりそうきたか」なんてことを思ったもんです。でもって、ここにきての注目作への連続出演ですんでね。とりあえず予習ではないですが、阪本作品でもあり、という感じでした。

 

 少し前の作品なのでネタバレも何もないか、と思いましたが、ちょっと昔話が長くなってしまったので、内容についてはやめておきます。好みの問題で言うなら、私は好きですけどね。

 あ、あと、やはり〝稲垣吾郎〟は、独特の「普通のカッコ良さ」がありましたです。

 

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