終わってしまいましたですね、福岡国際マラソン。
正式名称は、
『福岡国際マラソン選手権大会』
だとか。
選手権=〝チャンピオンシップ〟を掲げたマラソン大会って、ここしかなかったそうで、歴史もあるし、それ相応の中身のあるレースもたくさんあったってのに、時代の趨勢?なんですか?
要するに開催費用すなわち経済の話、で、主催者と運営サイドの考え方、なんでしょう。なるほど〝走る〟ことが〝見る〟から〝参加型〟になっているのはあるんでしょうけれど。
でも、何でもかんでも「仕方ない」で済ませるのはどうなのかなあ、何かいい手だてはないのかなあと、まったく他人事で感じてしまう自分がおります。
それとは別に、タイトルの「寂しい」ことがもうひとつあって、上記のことと恐らく関連するのですが、中継番組が残念過ぎて悲しく、寂しくなってしまった。
スタート時間がお昼。お天気もよく、レース終盤でタイムがどの程度になるのかは想像つきましたから、必要以上のアオリ演出は受け流せるとしてー。
優勝者がゴールした後、インタビューがないどころか、満足に映像もなく、上位の結果もテロップのみ。慌ただしく番組が終わってしまいました。
ひとつだけ2月のびわ湖毎日マラソンで3位だった細谷恭平選手が、今大会で全体2位、日本人最先着だったことは、改めてびわ湖マラソンのハイレベルさが感じられて良かったですかねえ。
結局のところ、選手達の頑張りがすべて、ということでしょうか。
それにしても…。
〝ラストラン〟の中継番組だっただけに、ねえ…。
今日のところはこのへんで。