久しぶりの樹脂に金彩の乱菊のブローチ
ここ最近にしては遅めの桜の開花宣言と共に、ググだと気温も上がって春を通り越しての初夏のような気温にもなっていたり。
そしてあっという間の4月に突入です。
そろそろ軽めの装いでの外歩きも気持ちの良い季節。
そこで今回のブログでは久しぶりに作った乱菊のブローチの樹脂バージョンの紹介です。
象牙に蒔絵バージョンよりも重さも軽く、見た目も軽やかなので、この季節のお洒落にもピッタリです。
◇ 象牙色の樹脂に金彩・銀彩、真珠の乱菊のブローチ(大)
直径:59mmくらい
各 ¥80,300(税込)
花びらに動きのある乱菊。
同心円の放射状ではなく、一枚として同じ形のない花びらの乱れ咲く様が日本では時代を超えて愛されてきているモチーフになります。
着物や小物など柄などとして用いられることが多いのですが、立体的なブローチとして作るのがアキオモリ。
元々は象牙の塊から彫って作った花びらのベースに泡が立つように配した真珠と蒔絵のものでした。
その象牙のベースから型を取り、樹脂で作って金彩をかけて、真珠をあしらったのがこの乱菊。
売り切れていた金彩バージョンのものが一つ出来上がってきたので、他のアクセサリーと共に紹介します。
◇ 上:象牙色の樹脂に金彩・真珠の乱菊のブローチ(大)
直径:59mmくらい
各 ¥80,300(税込)
◇ 中:ミューズのモチーフのシルバーカメオに金蒔絵の指輪
¥81,400(税込)〜
◇ 下:キラキラ輝く10金の角アズキチェーン
長さ:50cm
¥135,300(税込)
一年以上ぶりに登場した樹脂に金彩の乱菊のブローチ。
今新しく一つ登場しましたが、樹脂とはいえベースを作る職人がいなくなってしまったので、今後たくさん作ることができるのかは謎です。
本物の象牙バージョンのものから型を起こして作っているので、花びらの内側にはザックリとした彫りの跡が残っていて、完全なツルッとした仕上がりよりもグッとクラフト感が増しています。
うごめくように踊る花びらの外側に漆で金彩を施し、センターには様々な大きさの真珠をあしらいました。
この樹脂バージョンの乱菊に使われている真珠は、丸いものよりも少し縦長のものが多く使われています。
縦長の真珠を使うことで、花びらと同様に動きが出てきて華やかな印象に。
直径59mmというしっかりとした大きさながらも、ベースを樹脂で作っているため、象牙のものよりもずっと軽量。
金彩の色も蒔絵に比べると明るいので、ブラウスのような装いにもこのように軽やかに付けることができます。
この存在感!
付けるのと付けないのとでは全く雰囲気が異なります。
お洒落に個性的な華やかさをプラスすることのできるブローチです。
象牙に金蒔絵のものよりもより気楽に付けられるので、使う機会も多いかと思います。
この個性的なブローチに合わせたのは、アキオモリらしいシルバーカメオに金蒔絵をかけた個性的なリングです。
アンティークカメオをベースにして作ったシルバーカメオのモチーフは音楽の女神ミューズ。
やわらかな衣を揺らしながら優雅に踊っている様子のとても美しいモチーフです。
燻したシルバーで作った味わい深いシルバーカメオの周りに、額のような枠を作って、その上から金蒔絵をかけています。
金属の銀と漆を使った蒔絵の金という全く異なる質感と色のコントラスト。
ミューズのモチーフの背景は磨りガラスのように少し荒らしているので、浮かび上がるモチーフのツヤっとした輝きがよりいきてきます。
台は蒔絵をかけたフレームに合わせるようにシンプルなものにしました。
ボリュームがあるので個性的なお洒落のポイントになってくれるリングです。
そして昨年あたりから人気のある10金のチェーンも再販です。
幅が2mmのチェーンの輪は丸線ではなく角になっている線で作られています。
その背面の部分が光をストレートに反射するので、チェーン自体がキラキラと光を放ちます。
昔の10金とは異なり、18金のものと付けても全然大丈夫!
金の価格がどんどんと高くなっていっていて、このチェーンも作るたびに少しずつ値上がりしています。
全長は50cmですが、43cmのところに丸カンを入れているので、43cmのチェーンとしても使えます。
チャームを付けるのにも良いのですが、このキラキラを生かして、チェーンだけサラッとするのもとてもお洒落。
陽射しが明るくなってきているので、余計に付け映えなさそうなチェーンです。
続いては銀彩バージョンも紹介です。
◇ 上:象牙色の樹脂に銀彩・真珠の乱菊のブローチ(大)
直径:59mmくらい
各 ¥80,300(税込)
☆ 中:シルバーと白の南洋バロックパールの蜂のリング
蜂の部分 縦:30mm × 横:61mm
¥88,000(税込)
◇ 下:2mm幅のロープのようなシルバーチェーン
長さ:60cm
¥24,200(税込)
先に登場の金彩バージョンと同様に、樹脂のベースに漆で銀彩をかけて、様々な大きさの真珠をあしらった乱菊のブローチです。
基本的に形は一緒。
でもセンターにあしらった真珠の感じが一つずつ異なります。
銀彩の銀色は銀蒔絵に比べるとグッと明るく軽やか。
蒔絵のしっかりとした深みのある重厚な雰囲気もとても素敵なのですが、銀彩のマットで明るい銀色がお好きな方もたくさんいらっしゃいます。
樹脂の象牙色と真珠の白、そして銀彩の明るい銀色の組み合わせなので、スッキリと涼やかな印象になります。
それでもしっかりとした大きさはあるので、付けてみるととても良く映えてくれます。
金彩バージョンと銀彩バージョンとどちらが良いのか・・・それはもう完全にお好み次第。
華やかな方がお好みの方には金彩を。
もっと気軽にサラッと付けたい方には銀彩をオススメです。(この大きさのブローチだと、下着の紐を使うことでピッタリと軽い服装にも付けることができます。)
そして新発売の蜂のリング。
以前からブローチとして作っていた、シルバーに南洋真珠を組み合わせした蜂を、思い切ってリングにしてみました。
薄めのシルバーで作られた羽は透かしのように細工されていて、細かな模様が施されています。
大きく広げられた羽をささえる胴体の部分にも細かな模様とミル打ちが。
出来立てのツヤっとしたシルバーの輝きも素敵なのですが、時間が経って色が濃くなるとかの模様がより際立ってきます。
蜂のお腹の部分には白いバロックの南洋真珠を使っています。
このバロックパールの形・・・蜂にピッタリな絶妙さです!
蜂を載せている台は薔薇の模様が深彫りにされているもの。
薔薇の上に蜂が飛んでいるイメージ。
そして飛んでいる感を出すため、指輪に対して少し斜めになるように蜂をセットしています。
指に載せるとこんな感じ。
中指以外だと手から羽が出てしまうという、何付けているの?いう超個性的な仕上がりなのです。
蜂のモチーフは古代ギリシャの時代から金運・繁栄、そして良いことを運ぶものとして愛されてきたモチーフです。
思わず目をとめてしまう楽しいリング!
お洒落な遊びとしてぜひお使いください。
パールの加減でサイズ感が微妙です。
店頭にてご確認ください。
そしてネックレスはシンプルに、シルバーの細いローブのようなものだけにしてみました。
細かな輪をつなげて捻って作ったチェーンで、幅はおよそ2mm。
ペタッとした感じではなく、丸いロープのような形なので、幅の割に付けた時の存在感があります。
もちろん何かをぶら下げるためのチェーンとしても素敵なのですが、このままでサラッと下げてもすごくお洒落!
色が濃くなっていくとそれはそれでまた味が出てくるので面白いです。
シルバーチェーンだけで軽く使えるものってなかなかないのでオススメです!
様々に合わせてお使いください。
最後に商品だけの動画と、付けてみた感じの動画を貼っておきます。
参考にしてみてください。
今回登場のアイテムの一部はオンラインショップでもお求めいただけます。
下記のリンクをご利用ください。
象牙を使ったのものや高額な商品はお振込みやヤマト便による代金引換(30万円まで)にてお取扱いたします。
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