先日23日は鯖江市役所で行われた「めがねのまちさばえ探究活動事業 明治大学 学生派遣プログラム」中間報告会を見学しました。
明治大学と鯖江市は、明治大学創立者の一人・矢代操(やしろみさお)先生の出身地が鯖江市であるご縁で、平成23年より連携協定を締結。相互の交流および発展を図るため各種事業を展開。
その一環として行われている、自治体の課題解決などに学生が主体的に参加する「学生派遣プログラム」が、コロナ禍で中断された令和2年以来、4年ぶりに今回再開。
地方創生に関心のある学生さんたちから選考を通過した8名(1グループ4名、計2グループ)が、8/19から4泊5日の合宿形式にて鯖江市に来訪。参加の学生さんたちは、これまでの事前調査をもとに鯖江到着後は現場調査と検証を重ねられ、先日23日は、そのフィールドワークの成果報告会でした。
今回の派遣プログラムのテーマは『北陸新幹線の福井県内開業するも駅のない市の考察(新幹線スルーのまち)』。
発表会では、北陸新幹線の県内延伸から5カ月が経過、観光面や商業面での影響や地域住民の延伸の捉え方などを学生さんたちの視点で深堀りされる中で、「健康」「外国人向けサイクリングツアー」「レスキューホテル」など多様な切り口からの活性化案をプレゼン。中間報告ではありますが、短期間の滞在にもかかわらず、精力的な活動と若い感性での分析に感心しました。鯖江に来ていただき、そして、鯖江の発展のために若いパワーを発揮していただき、改めて感謝を申し上げたいと思います。
今回の中間報告会を経て、11月6日(水)の明治大学祭期間中に、明治大学にて最終の「成果発表会」が行なわれます。若さ、市外に住む方ならではの柔軟、新鮮なアイデアは鯖江市の宝物!期待しています。宜しくお願いいたします。