私の所属する鯖江ロータリークラブの毎週の例会では、毎回多方面からゲストをお招きして卓話をお伺いしていますが、先日は、福井放送株式会社 報道制作局 専任局長 重盛 政史(しげもり まさふみ)様をお迎えして「『伝える』ということ~情報を情感に換える3つの極意~」をテーマにお話を頂きました。
重盛様は、東京都豊島区出身。1989年福井放送ご入社。1991年から平日朝ワイド「重盛政史のげんき一番」を約12年お務めになられています。1998年に民放連連盟賞(ラジオ生ワイド部門)優秀賞をご受賞され、アナウンス関連でもNNNアナウンス大賞、JRNアノンシスト賞をご受賞。主なご経歴は、ラジオセンター制作担当部長、ラジオ営業部長、編成広報部長を経られ、2023年4月より現職。現在は、「午後はとことん よろず屋ラジオ」水曜パーソナリティをご担当されておられるなど、長年、ラジオやテレビで大活躍され大人気のおなじみの方です。
お話では、
・マスメディアとは、歴史を振り返る、
・日本の放送の始まり(ラジオ)、
・テレビ・ラジオ・新聞・雑誌はオワコン?オールドメディア??、
・情報を「伝える」ということ・・・心へ「届ける」ということ・・・、
・情報を情感に換えて伝える三つの極意
(① 「ボキャブラリー(語彙)」を多く持ち使い分けよう!・②「想像力」を掻き立ててイメージを創造させよう!③日本語の美しいといわれるゆえんである「敬語表現」と「方言」を大切に)
など、映像を交えながら分かりやすくお話いただきました。
そして、まとめとしてお話しされたのは、エンターティンメントは3つの「ション」。⇒まずはモノマネ「イミテーション」から入り、自分なりの引き出しで「バリエーション」を加え、最終的に自分なりの「クリエーション」(創造)していくこと。=これは、メディア業界だけでなく、すべての業種に共通する図式。ということでした。
今回は、ラジオを主戦場に長年にわたり、私たちに情報を伝え届けていただいている重盛様から、大変貴重なお話をいただき、学びを深めることが出来た充実した時間でした。重盛様お忙しい中、本当にありがとうございました。ますますのご活躍を心からお祈りしています。