新居宮池の動静
幻想的な宮池の夕暮れ時の池面の輝き。
沁みる言葉
動止(どうし)
動止とは動静と同じで、「この頃、いかがお過ごしでしょか」とか、「健勝にお暮しですか」の意味である。人間には、静寂と沈黙と空間が必要だといわれる。
喧騒と饒舌と画面にあくせくしている現代の私たちにとっては、なおさら必要であろう。
喧騒と饒舌は、説明不要だが、三つ目の画面とは、パソコンや携帯電話の画面のことだ。
その狭い画面が、世界と繋がっていると云っては四六時中見入っている。
時々刻々に押し寄せてくる新しい情報もまた、喧騒と饒舌そのものといってよい。
それらを「動」とすれば、それに見合うだけの「止」や「静」があってこそ、心のバランスも保たれる。が、私たちの今日の状況は「動」ばかりだ。
バランスを保つためには、「打ち方、止め」の号令を、自分自身にかけるしかないのだ。
琴弾八幡宮、琴弾公園案内図(観音寺市有明町)。
道の駅「ことひき」、郷土資料館-外観(観音寺市有明町)。
大平正芳記念館-外観、展示室(観音寺市有明町)。
総合コミュニティセンター-外観、展示室(観音寺市有明町)。
<Flower arrangement>
頭上に広がる空間、空(そら)
A seasonal flower
◇史跡巡りの道中で出会ったメキシコマンネングサ(メキシコ万年草)
開花時期は4~6月、原産地不明で、一説では中国東部と推定されている。
道ばたや空き地に野生化している。花径12ミリくらいの小さな黄色の花がぎっしりと咲く。
花弁は5枚で平開する。雄しべは10本である。花言葉は「記憶、私を想って」である。
◇史跡巡りの山中で出会ったウツギ(ウノハナ)[空木]
枝先に円錐花序を出し、白い花を垂れ下げてつける。花弁は5枚、雄しべの花糸には狭い翼がある。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
和名は、枝が中空になっていることからつけられたものである。
材質は硬く、木釘や楊枝などに用いられている。別名はウノハナで、花言葉は「乙女の香」である。
◇宮池の南土手の岸に群生している茅萱(ちがや)
川原や草原、野原で群生する。初夏、白い毛を密生した花を咲かせる。
若い花穂を「茅花(つばな)」と呼ぶ。甘味があり食べられる。
◇史跡巡りの山中で出会ったガバズミ
原産地は日本、朝鮮半島、中国でガマズミの仲間(ガマズミ属)は、大多数が北半球の温帯に分布し、日本には16種が自生する。
春に咲く白色の花、初夏から観賞できる赤い果実、秋の紅葉と、長期間観賞できる。
◇史跡巡りの道中で出会った母子草(ははこぐさ)
春の七草のひとつ(春の七草では「御形(ごぎょう、または、おぎょう)」と呼ぶ)で、柔らかいうす緑色の葉の先に、黄色の花がつぶつぶになってかたまって咲く。
名前は「母」と「子」の人形(ひとがた)に由来する、との説がある。
開花時期は、4月上旬~5月末頃である。
<akijiiの塗絵-(98)>
写仏-18.衿羯羅童子立像(こんがらどうじりゅうぞう)
ややメタボ気味、ぽってりお腹が かわいい童子像
金剛峯寺高野山(こんごうぶじ・こうやさん)霊宝館 (和歌山県)-1955年・国宝指定
引き続き、Vol.540-2/4をご覧ください。