Vol.510-1/5 能面のように。<観音霊場・式内社-11:㉝西光寺> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

新居宮池の動静

厳しい冬の到来を呈する宮池。

 
 

そうだったんだ…

表情豊かな、能面のように

 

日本を代表する伝統芸能のひとつ「能」。歌舞伎と並んで海外でも知名度が高い芸能のわりには、日本人でも知らないことが多い。能と言えばあの面。と、そこのあなた! 今の読み方は大間違い。能の世界では「めん」ではなく「おもて」と呼ぶのが習わしで「面」の前に「能」が付く場合は「のうめん」と呼ぶそうだ。

 

能面といわれて真っ先に浮かぶのが、あの無表情な女性の面(小面(こおもて)という)

表情が乏しくて喜怒哀楽が掴めない人のことをよく「能面のような無表情」と言うことがあるが、これはあの面からきている言い方らしい。ところが、一見まったくの無表情に見えるある女性の面が、ほんのわずか上向きにすると微笑んでいるように見える。さらに、深くうつむく、遠くを見つめるなど、微妙な動きで表情を豊かに変える。ここに能役者の腕の見せどころがあるのだ。

 

能面には60種類程度の基本形があり、バリエーションを含めると250種類以上

鬼面や獅子面、翁面(おきなめん)など種類も表情も豊富で、場合により面を付けずに素顔のまま演じる「直面(ひためん)」という方法まである。

「能面のような無表情」という表現は、本当は大きな間違いなのかも!?

 
 

Walking & Potteringの風景

織姫の看板と磨臼山古墳の説明板、樽池と鶴ケ峰(善通寺市生野町)

 

丸山(北向)八幡宮、丸山(北向)八幡宮-古墳(善通寺市善通寺町)

 

王墓山古墳-墳丘、王墓山古墳-墳丘から見る飯野山(善通寺市善通寺町)

 

宮が尾古墳-全景(善通寺市善通寺町)

 

 
 

Flower arrangement

 
 

頭上に広がる空間、空(そら)

 
 

A seasonal flower 

ウォキングコスにいていた八手(やつで)

開花時期は1112月で日陰でもよく育つ。掌状に711裂する葉を「手」に見立てた。実際には7裂または9裂するものが多いようだ。

 

「八」は、”数が多い”という意味からの命名である。別名は「天狗の羽団扇」(てんぐのはうちわ)、でかい葉っぱに魔物を追い払う力があると考えられてこの別名がついた。

 

新居宮池堤防セイタカアワダチソウのユリの実穀

▼セイタカアワダチソウの実

 

▼ユリの実穀

 
 

akijiiの塗絵-(68)

今報の塗り絵浅井長政の正室/(おいちのかた)です。

 

1547(天文16)年~1583(天正11)

室町時代から安土桃山時代初期にかけての女性。浅井長政の正室になり、長政没後は柴田勝家に嫁ぐ。織田信長と13歳離れる妹で「小谷の方」とも称され、戦国屈指の美女として誉れ高く聡明な才女であった。後に豊臣秀吉もその美しさに魅了され生涯憧憬を抱いていた。しかし、兄・信長の影響下において、戦乱の世に翻弄され続けた悲運の女性として知られている。

「さらぬだに 打ぬるほども夏の夜の 夢路をさそう ほととぎすかな」-「辞世句」

 

 

引き続き、Vol.510-2/5をご覧ください。