新居宮池の動静
◇だんご山3兄弟と宮池。
◇国分寺新居地区には三ケ所池(水利組合)があるが、近況を上流から並べてみる。
▼大池-耐震工事中
▼新池-水抜き中
▼宮池
沁みる言葉
自(み)ずから行為しているか
仏教の世界では、何か素晴らしいことがあると、七宝の蓮華が雨(ふ)り、そして、百千の天の楽(がく)が、鼓(う)たざるに自ずから鳴るのだという。
それを示す「天鼓自鳴(てんこじめい)」とか「不鼓自鳴」という四字句が、いろんな経典に出てくると聴く。
そういう光景を素直に愉快だと思いたいが、悪しき合理主義や実証主義にドップリと浸る人は、有り得ない事と一笑に付すだろう。しかし、想像力という観点からは、要するにその人は貧困である。
よく想像の翼を広げると云うが、それを豊かに広げたところにこそ、心の豊かさも立ち現われるだろう。
想像力の枯渇は、人間性を大きく損ねるだろう。
それに、この「自(おの)ずから鳴る」ところが嬉しいではないか。私たちの日常は、全部が全部とはいかないが、肝心な所は自分が仕切っていると、思って生活している。そうでないと、やってられないのだけれど、しかし、本当にそうか。私たちは、天鼓が自(おの)ずから鳴るように、自(み)ずから行為しているか。
他の動向につられて、ついフラフラッと…ではないか。
内なる声に耳を澄ませていけば、やがては、わが鼓も自(おの)ずから鳴るだろう。
それが、自己実現の第一歩だと想う。
Walking & Potteringの風景
金蔵寺事件之碑-2(善通寺市金蔵寺町)。
南海地震で倒壊した鳥居の基部、東側(善通寺市中村町)。
牛額寺奥院-薬師堂、魔崖仏(善通寺市碑殿町)。
<Flower arrangement>
頭上に広がる空間、空(そら)
A seasonal flower
◇ウォーキングコースの数カ所のお宅に咲いていた皇帝ダリア
メキシコから中米にかけて分布する多年草で、ダリアの仲間は27種が自生しており、茎が木のようになる3種がツリーダリアと呼ばれている。
その中で最も大きく成長するのが、この皇帝ダリア(Dahlia imperialis)である。
環境が合っていると高さ6mにも成長する。
花期は11月下旬~12月上旬で、数mにも及ぶ長く伸びた茎の上部に、花径20~30㎝にもなる大きな花を、数輪から数十輪咲かせる。
8枚の花弁を持つピンクの花は、花期の間次々と開花し、雄大で美しい草姿を見せてくれる。
<akijiiの塗絵-(66)>
今報の塗り絵は「大雪 tai setsu」です。
引き続き、Vol.508-2/3をご覧ください。