新居宮池の動静
久し振りに見るブルー色の宮池。
そうだったんだ…
水はすべてを流してくれる
人体の60%は水で出来ていて、毎日水分を補給しないと人は生きていけない。
また、水があることによって、私たちは便利で清潔で、安心な暮らしが出来ているのだから、その存在価値は何ものにも代えられないほど大きい。
日本人と水との密接な関わりは、身近な言葉の中にも多く見られる。例えば「水に流す」という表現などは、神道の「水はすべてを清めてくれる」という信仰からきているもので、争いやトラブルを水で清めて、心のしこりを流すという発想だ。
「顔を洗って出直せ」という言い方も、水で清めるという意味が含まれている。
また、祝儀袋などに用いられている糊で固めた紐のことを「水引(みずひき)」というが、これは贈り物を飾るという意味と、清めるという意味があるため、水という字が使われているのだ。
また、飲食店のことを水商売という表現もお馴染みだが、これは客の人気によって売り上げが大きく変動する流動性、不安定さが水に似ているからだという。
また、洪水が起きたように、どっと儲かることもあれば盛夏に客の入りが悪くなる「夏枯れ」を起こすこともあるのが水商売の特徴だという見方もある。
これも水に関係した、日本ならではの面白い表現だ。
Walking & Potteringの風景
登録有形文化財「満濃池樋門」、ほたる見公園-樋門(まんのう町)。
神野神社-石灯籠・注連門・鳥居、鳥居(まんのう町)。
満濃池-取水塔(まんのう町)。
神野寺-参道、境内(まんのう町)。
<Flower arrangement>
頭上に広がる空間、空(そら)
A seasonal flower
◇史跡巡りの道中で出会った山茶花(さざんか)
開花時期は10月上旬~翌2月上旬頃で、花の少ない晩秋から初冬にかけて咲き出す。
長い間咲き、正月を過ぎても楽しめる。
◇ウォーキングコースに咲いていた山茶花(さざんか)
長い間咲き、正月を過ぎても楽しめる。
日本が原産地で、江戸時代に長崎の出島のオランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんがヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まった。
学名も英名もサザンカ(Sasanqua)である。
<akijiiの塗絵-(64)>
今報の塗り絵は「源頼朝の正室/北条政子(ほうじょうまさこ)」です。
1157(保元2)年~1225(嘉禄元年)年。
平安時代末期から鎌倉時代初期の女傑政治家。伊豆国の豪族、北条時政の長女で源頼朝の正室。世に「尼将軍」と称され、頼朝の死後は実家の北条氏と結び鎌倉幕府に大きな影響力を及ぼした。「政子」の名は1218(建保6)年に朝廷から「従三位」に叙された際に、父・時政の名から取って命名されたものといわれている。
「故右大将(頼朝)の恩は山よりも高く、海よりも深い、逆臣の讒言(ざんげん)により不義の宣旨(せんじ)が下された。秀康、胤義(たねよし)(上皇の近臣)を討って、三代将軍(実朝の遺跡を全うせよ。ただし、院に参じたい者は直ちに申し出て参じるがよい)」-「吾妻鏡」
引き続き、Vol.506-2/4をご覧ください。