Vol.489-1/3 花は半開を。<JR沿線を歩く-37:屋島駅~木太町駅> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

 

新居宮池の動静

爽やかな夕刻を迎えた宮池。

 

 

沁みる言葉

花は半開を

 

世の中いたる所で、行き切ってしまう状況が起こっている。

イジメの問題などは、その最たるものだろう。

一人をターゲットにして、寄って集(たか)っていじめ抜くのだ。人の集団だから、いつでもどこでもイジメはあるが、以前は、そんないじめられっ子に、「お前なにも悪いことないんだからね、その内きっとイイことあるよ」と耳元で、そっと囁いてくれる人が必ずいた。見失ったそういう常識・当たり前を取り戻すことから、私たちの社会はやり直す事が必要でなっている。

 

中国・明代末の処世訓「菜根譚(さいこんたん)」に、

---- 花は半開を看()、酒は微酔に飲む。此の中に大いに佳趣(かしゅ)あり。

という有名な一文がある。

 

半開の花も微酔の酒も後(あと)がある。

その後の楽しみをしみじみ味わうのだ。そして、日常と非日常が微妙に交差する微酔ゆえに、友を得れば、論談も風発するのだ。行き切れば、醜い泥酔しかない。

 

また、フランスのモラリストの言葉に、「恋愛は、魂の接触に始まり、粘膜の接触に終わる」というのがある。行き切らないところに佳趣あり。洋の東西に通底(つうてい)することらしい。

 

 

Walking & Potteringの風景

布勢神社-社域、境内(さぬき市寒川町)

 

伊勢神社-大川南部地区農免農道、石階段145段を上る標高57m(さぬき市寒川町)

 

大蓑彦神社-大川南部地区農免農道、大蓑彦神社-社号標と鳥居(さぬき市寒川町)

 

大蓑彦神社-拝殿(五七の桐)、境内(さぬき市寒川町)

 

 

 

Flower arrangement

 

 

頭上に広がる空間、空(そら)

 

 

A seasonal flower 

田舎親族いていた松葉牡丹


松のように細い葉と牡丹のような花から付いたハイブリットな名前で、色の種類は豊富で赤・白・黄色・オレンジ・紅紫などで花期は7月上旬~10月下旬である。

花言葉は「可憐」「無邪気」である。

 

 

ウォキングコスにいていたオクラ

アフリカ原産で名前は英語の「okra」からで、夏に黄色い綺麗な花が咲き、その後にできる実があの「おくら」になる。世界各地で栽培されるが、日本の代表的産地は鹿児島と高知である。

 

 

史跡巡りの道中出会ったアメリカ朝鮮朝顔

アメリカ・メキシコ北部地方が原産で、一般的な呼び名は「アメリカ朝鮮朝顔」。他にも単なる「朝鮮朝顔」など、いろんな名前がついている。

 

木ではなく「草」で、夏、大きいラッパ型の白花を上向きに咲かせる。強い芳香あり麻酔薬として使われたこともある。

 

 

akijiiの塗絵-(47)

今報讃岐富士です。

丸亀市と坂出市の境、讃岐平野にそびえる飯野山の別名で、朝焼けの一瞬を絵にした。

 

引き続き、Vol.489-2/3をご覧ください。