Vol.462-1/3 雑草として芽をふく。<JR沿線を歩く-10:海岸寺駅~多度津駅> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

 

新居宮池の動静

葉桜に変身中の宮池の遊歩道のソメイヨシノ。

袋山と遊歩道を映す穏やかな宮池。

 
 

沁みる言葉

あるがまま雑草として芽をふく

 

どちらも良くて、甲乙つけがたい時、 いずれアヤメかカキツバタ、などと言われる。

そうした話題に、待てど暮らせど、肝心の自分の名前が登場しない。しかし、こんな場合、どうせオレやワタシは名もない雑草よ、と拗()ねたりしない方が良い。居直る訳ではないが、雑草なら、雑草の自覚というものを強烈に持ちたい。

作務(さむ)の一休みに、草むしりした雑草にふと見入ると、一口に雑草とは言うけれど、その一つひとつの色や形は個性的で、なかなか味わい深い。そして、何よりも実にしぶいのだ。

 

その気になれば、雑草に学ぶことは山ほどある。

「あるがまま雑草として芽をふく」

この句は、漂泊の俳人・種田山頭火(さんとうか)(1882-1940)の作だ。

 

これに関連して、次のような語録がある。

---- 私は雑草的存在に過ぎないけれどそれで満ち足りてゐる。雑草は雑草として、生え伸び咲き実り、そして枯れてしまへばそれでよろしいのである。

他と比較せず、自分が自分としてあるがままに芽をふき、生え伸び咲き実り、そして、枯れる。

これもまた、大変に潔い。そうした人生に、悔いなどあるだろうか。

 

メジャーリーグの頂点に輝く原動力となった、レッドソックスで世界一のクローザ―を務めた上原浩治が、座右の銘として挙げているのが「雑草魂」で有名だ。

中学時代は陸上部、そして高校時代は控え投手で甲子園に出場経験もなし。光の当たらない歩みであったため、エリートたちには負けたくないという強い反骨心を持って戦い続けている。

 
 
Walking & Potteringの風景

金倉川(新野橋)を渡る、久保神社(まんのう町岸上)

 

国道32号線の高架橋(まんのう町岸上)

 

 
 

Flower arrangement

 
 

頭上に広がる空間、空(そら)

 
 

A seasonal flower 

ウォキングコスにいていたヒマラヤ

開花時期は12月中旬~翌 4月下旬頃、ヒマラヤ地方が原産で、明治初期に渡来した。

きれいなピンク色の花が長い間咲く。暑さ寒さに強いが湿気を嫌うらしい。

林下や岩の間で生育する。

 

 

ウォキングコスにいていたムスカリ

 

開花時期は3月上旬~4月末頃、地中海沿岸または南西アジア原産で、ヒヤシンスに少し似ている。

鮮やかな青紫色だが、白色の品種もある。

別名は葡萄(ぶどう)に似ているところから「グレープヒヤシンス」、花言葉は「寛大なる愛」てある。

 

 

ウォキングコスにいていた連翹(れんぎょう)

中国が原産地で、開花時期は3月下旬~4月下旬頃、古名は「鼬草(いたちぐさ)」。

沢山の花でまっ黄色に染まる。花言葉は「集中力」である。

 

 

ウォキングコスにいていたミモザアカシア

オーストラリア原産の木で、早春に黄色い花を咲かせる。関東以南では露地植えができるので、昔は街路樹に植えられていた。

葉っぱが銀色で非常にキレイ、黄色の花とのコントラストが非常に目を引く。

 

 
 

akijiiの塗絵-(20)

今報の塗り絵あけぼの山公園(千葉県)です。

 

引き続き、Vol.462-2/3をご覧ください。