新居宮池の動静
立春の薫りを放つ穏やかな宮池。
沁みる言葉
何事も火加減が大事
18世紀の清を代表する文人のひとり袁枚(えんばい)の有名な「随園食単(ずいえんしょくたん)」の一書「食単」の冒頭に、予備知識や警戒事項の記述がある。
例えば--- 味は濃厚(こってり)を要するが、油膩(あぶらこく)てはいけない。味は清鮮(あっさり)を要するが、淡薄(みずくさく)てはいけない。と、食いしん坊だったらしく、中々ウルサイ。
さて、物を煮るには火加減が第一だが、「武火(つよび)」でないといけないのに、「火が弱ければ物が疲れる」。一方、「文火(とろび)」にしなければならないのに、「火が強いと物が枯れる」という。
素材が疲れる・枯れるとは興味深いが、「先に武火を用いて、後に文火を用いるものもある」とも…。
人を指導するのも、仕事の進め方も、そして自己のありようも、こうした武火と文火の火加減が大事ということである。
もとより、火を落として熟成させるものもあるだろうが…。
Walking & Potteringの風景
JR高徳線とことでん琴平線との交差点(高松市楠上町)。
マンションとJR高徳線高架橋の空間、JR高徳線高架橋と穴吹工務店ビル(高松市中野町)。
<Flower arrangement>
頭上に広がる空間、空(そら)
A seasonal flower
◇ウォーキングコースのマユミの実とタネ
Vol.441<2016/12/25>に掲載をしたマユミが葉を落とし、タネを付けました。
<akijiiの塗絵-(07)>
今報の塗り絵は和暦二十四節気の「寒さ際まって春へ開かれる -立春 ris shun」です。
引き続き、Vol.449-2/4をご覧ください。