Vol.425-1/3に続けてご覧ください。
<さぬき/てつたび:ことでん駅周辺シリーズ>
30:《[琴平・長尾線] K01・N01 片原町駅》
この駅は商業の拠点的な位置にあり、高松三越を中心に高松中央商店街の丸亀町商店街・片原町商店街と百間町の華下天満宮を取材した。
<駅メモ、所在地、駅名標と駅舎&ホーム>
1番線の発車メロディと、2番線では接近メロディには、マルヨシセンターのCMソングをアレンジしたものを使っている。
▼所在地図
▼駅名標とホーム&電車
▼駅舎とホームの塗り絵
<周辺施設・地域メモ>
新番丁小学校、高松工芸高校、高松中央郵便局や丸亀町商店街などがある。
▼新番丁小学校
▼高松工芸高校
▼高松市役所
▼高松商工会議所
▼高松中央郵便局
▼片原町レンタサイクルポート
▼東福寺(とうふくじ)
身代わり観音の寺で、奈良時代に行基菩薩が開基、古くは実蔵坊と言い、市内浜ノ丁の弘憲寺境内の辺り、松平藩御船蔵の西側にあったらしい。延享元年本堂が建つなど伽藍が整備されたが、昭和20年8月の高松大空襲により、山門を残して全てを焼失したが、昭和25年5月に本堂などが再建されて現在に至っている。讃岐33観音霊場第一番札所である。
▼法泉寺(ほうせんじ)-1
臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は龍松山。弘憲寺と共に讃岐生駒家の菩提寺であり、二代目一正並びに三代目正俊の墓所である生駒廟がある。境内にある釈迦像は当寺のシンボルとして市民に親しまれた。
▼法泉寺-2
▼清光寺
片原町駅から100mの位置にあり、真言宗御室派の寺院である。
<名所・旧跡(遺跡)>--百間町の華下天満宮、八雲橋
◇百間町の華下天満宮
片原町商店街に位置し、商店街から社殿へ至る参道は小路になっていて、飲食店などが軒を連ねている。
当社は神社としては珍しく社殿が北向きであるが、これは高松城(讃岐国)築城時に当社を現在地に遷座した生駒親正が当社を城の鎮守神としたため、結果的に当社は高松城のある北方向を向いたものである。この類稀な特徴を利用して、高松市出身の作家:菊池寛は、同郷だと言って金の無心に来る者に対し、この天満宮の向きを尋ねて高松出身であるかどうかを判断したという逸話がある。表参道の入口が片原町側であることから、片原町と認識されることが多いが、実際は社の眼前に町境が通っているため住所は百間町である。
◇八雲橋
明治12年1月に玉藻城の外堀に架けられたもので、古地図などによると橋長は約12m、この交差点の北西約40m付近にあったらしい。当時、橋の向こう側には出雲大社分院があり、大きくまわり道をするのは不便だということで橋が架けられることになった。また、名前も由来も出雲にかかる枕詞「八雲たつ」からに文字をとって名付けられたということである。その後、まちの開発が進み、明治33年ごろに「八雲橋」は外堀とともに姿を消してしまったらしいが、百年近くの歳月を経て土中から親柱1本が発見された。このモニュメントは、その親柱を使用し、デザインしたもので平成5年8月に設置したものである。 (案内板より)
<見もの・聞きもの>
◇丸亀ドーム(三町ドーム)
三町ドームは高さ32メートルのクリスタルガラス製の鉄骨造りで、2007年6月に丸亀町と片原町、兵庫町が結節する高松三越前交差点に完成した。
日本最大のガラスドームは丸亀町商店街のシンボル的存在である。
引き続き、Vol.425-3/3をご覧ください。



































