Vol.364-1/3 一時の成功で<ふるさと健康のみち-01:盆栽といん石のまち(国分寺町)> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。


新居宮池の風景
露秋の夕陽を受ける宮池。
  

Walking & Pottering
の風景
史跡と健康のみち-国道377号へ向けて東南へ進む、菅生神社手前の大クス。
  


<どう捉え、どう考えるべきか>
-11/15:一時の成功で天狗になり、慢心すると痛い目にあう

うるわしい若者が政治の要職についていたころ、役所にも民間にも、その名が広くゆきわたっていた。
門前には人が市場(いちば)のように群れを作り、いつも座敷は訪問客でいっぱいだった。ひとこと口をきくとそれは羽根が生えたように国中に広まり、ちょっと指揮をとれば町を移すほどの勢いがあった。だが、ほんのまだ三十年もたたないのに、人びとはその人物に対して霜(しも)よりもひややかである。 (草堂集-160)

良寛さんは、来し方の生家橘屋の盛衰も見て来たし、放浪生活で見聞する話題の中には、為政者の栄枯も盛衰も繰り返し出てきたであろう。それにしても、落ち目の権力者の末路はまことに哀れなものである。

どうして得意満面な時に、弱き者や恵まれない者に慈悲の政策をとっておかなかったか。
それは、得意な時はまったく気づかないことなのだ。落ち目になってから、はじめて弱き者、恵まれない者の悲しみが分かるのである。

だが、落ち目になって分かるようではもう間に合わないのだ。良寛さんは、人間の運命は突如として変わり易いことを述べ、人の世の冷酷さを述べて、そこから人間はどう生きるべきかを考えさせようとしたのである。


Flower arrangement
  
 

A seasonal flower
 
ふるさと健康のみち(善通寺:ミニ88)で出ったピラカンサスの
  
Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語の「pyro()acanthi()」が語源である。火のような真っ赤な実をつけ、枝にはいっぱいとげがあるところからで、これに「ス」がついて「ピラカンサス」。開花時期は5月上旬~5月末頃で花は白、花より秋になる「実」が目立つ。
  

ウォキングコスにいていたサルビアホットリップス
  
春から秋まで花を長い間咲かせて、冬になると落葉するが、また春に芽を出す。庭植えにすると水やりもほとんど不要で、長期間咲いて夏の暑さにも枯れず、冬も地上部が枯死するものの越冬する。
手間が掛らずハーブの香りがあり、他の植物の虫除けにもなるなど、いいことづくめのガーデニング材である。
  

ふるさと健康のみち(:五社)で出った羽毛ケイトウ
  
原産地はインドなど熱帯アジアで、夏から秋にかけて咲く。羽毛のような花序をつける1年草。草丈2070㎝で葉は長楕円形で互生、葉のつけ根が細く先端は尖っている。ケイトウ属の中には、ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)の他に、鶏のトサカに似ているトサカケイトウ(鶏冠鶏頭)、球形の花序つけるクルメケイトウ(久留米鶏頭)、先端が 尖るヤリゲイトウ(槍鶏頭)、ノゲイトウ(野鶏頭)などの品種がある。花言葉は「色あせぬ恋 おしゃれ 博愛」である。
  


Akijii展、
想い出の風景-(四国のみち編:14)
今報の想い出の写真「土の香りとお茶のみち」です。
大してごください。
 

引き続き、Vol.364-2/3をご覧ください。