新居宮池の風景
穏やかな、ゆうどきの宮池-1(同時刻-明)、-2(同時刻-暗)。
Walking & Potteringの風景
城岬(しろばな)公園。
<どう捉え、どう考えるべきか>
骨のあるヤツに…。
これからの企業人は、どの部署であっても経営的視点を持ち、事業の目的や業務フローを大局的に俯瞰し、言動を起こすことが重要である。会社の決定事項でも、おかしなところがあれば普通に指摘し、上司の指示に間違いがあれば、きちんと反論ができる人、それが求められている時代である。
その為には、日頃から「自分が社長だったら?」という意識を持つことである。
勿論、社長の業務は多岐にわたるので、今、自分がやっているのが自分の会社のビジネスだったら?という問いを常に持ちながら行動することであろう。そういう意識でないと、上司に向かって意見を言う事は出来ず、自分は使われている身という意識では、気後れして発言できない。
たとえ間違っていても、知識の足りない点が有ってもいい。意見を言っても上司に論破されてしまうかもしれないが、それはそれで気づきがあってよい。上司自身の思い込みに気づきが起こり、間違いが修正されるかもしれないし、さらに自分の評価が社内で高まる。上に向かって意見(文句)を言うと、社内では立場が悪くなるという恐れがあるかもしれないが、実態は逆だ。
中間管理職や上層部の人は、自分の地位や既得権益を失いたくないので、会社の上層部が決めた方針に逆らう勇気がなくなっている。そこへ若く何も失うものがないあなたが登場し、素直な意見をドンドン言えば、自分の代弁者として重宝して取り立ててくれる可能性が高くなる。
「若いのに骨のあるヤツだ」という評価が得られれば、会社の未来を背負う逸材として上司からは見られる。そして、本当に賢い経営者ならば、若いフリッシュな思考と行動力が会社にとって重要なものと気づいているから、気概のある社員を求めている。
モノ言う若い社員がリーダーシップをとって、会社をドンドン牽引していくような、今だかつてない体制が真に望まれていると思う。会社の幹部に従うことで沈みゆく船を、若いあなたのリーダーシップと舵取りで再び浮上させることができたら、社内に揺るぎないポジションがつくれる絶好の機会ともなる。
あなたの「若いのに骨のあるヤツだ」の言動を期待する一人がここにいる。
<Flower arrangement>
A seasonal flower
◆ウォーキングコースに咲いていたマルバデイゴ(丸葉梯梧)
鮮やかな紅色をした蝶形の花をつける。葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。基本種に比べて葉の先は丸く、葉の柄や葉の裏面などに棘がある。原種はアルゼンチンとウルグアイの国花で、日本では鹿児島県の県花となっている。開花時期は4月~11月である。
◆ウォーキングコースに咲いていた柏葉紫陽花(かしわばあじさい)
北アメリカ東部原産のアジサイの仲間である。アジサイ属の野生種は、アジア東部と南アメリカに約30種が分布しているが、いずれの種類も木本ですが、低木から亜高木、つる性と変化に富んでいる。花期は5月中旬~7月下旬頃である。
今に息づく その時 あの言葉 その時 歴史が動いた
自分は意志が弱く、何かことをなすような人間ではない しかし、そこで自分を駄目だと思ってあえて何もしなければ、すなわちできることもできなくなってしまう 久坂 玄瑞
1864(元治元)年7月19日 禁門の変で長州藩、敗北
江戸末期、長州の若き志士・久坂玄瑞は攘夷運動の中心となり、長州藩の命を受けて京を奔走。しかし薩摩・会津などの陰謀により、長州藩は過激な攘夷派として都から追放される。勝ち目のない戦に挑むか、圧力に屈するか、決断を迫られた玄瑞。目的は戦ではなく真意を伝えることだと嘆願書を差し出すが聞き入られず、進軍を決意。幕府と諸藩の連合軍と衝突し、最後に天皇への直訴を哀願するが拒まれ、長州を救えないと分かり自害する。のちに長州藩の旗印は蝦夷から倒幕へと形を変えるが、志ある者たちが新しい国家をつくるという玄瑞の意志は、高杉晋作や坂本龍馬に継がれることとなる。