新居宮池とWalking &
Potteringの風景
暗雲が漂う宮池の上空。
新池とだんご3兄弟。
<どう捉え、どう考えるべきか>
経営マネジメントへの想い
09.「蛮勇」「意気地なし」ではダメで、「無知」は自然淘汰・・・。
将来(現在)を展望すると、国の競争力の意味が薄れ、企業の競争力がより重要になってくる。
国が成熟・衰退期に入ってきても、ある業界は伸びるとか、業界はダメでもわが社は伸びるとか。
こういう先が読み難い時代だからこそ、先を読んで意思決定していくことが、経営者に求められている。
◆リスクがあるのを知りながら、意思決定するのは勇気がいるが…。
リスクに気づかないでやるのは「蛮勇」。
リスクがあるのを知って、やらないのは「意気地なし」で、蛮勇よりもっと悪い。
それから、リスクがあるのを知らないし、何も決めないというのは「無知」で、こういう企業は自然淘汰されるだろう。
◆経営に必要な3つのスピードとは・・・。
小話を紹介しよう。
仲のいい2人の男がジャングルの中を旅していた。
そしたら、虎が現れて「さぁ、大変」となったが、1人の男は突然しゃがみ込んで靴紐を結び始めた。
もう1人の男が「おまえ何やってんだ、そんな事をしたって虎から逃げられる訳がないだろう」と言ったら、その男は「おまえより速く走ればいいんだ」と答えた。
…という話である。
これだけの話だが、この中には今の経営者に必要な3つのスピードが含まれている。
まず1つは「問題に気づくスピード」。
「虎より速く逃げる」という問題設定しても無理。が、もう1人の男より速く逃げられればいいということに気づくことである。
2番目は「意思決定のスピード」。
人間だとこの話は非情ということになるが、企業の場合はシビアな決定を素早くやらなければいけない。
3番目は「実行するスピード」である。
意思決定しても、実行に移さなければダメである。
この話では、靴紐を結ぶと言う事になる。
将来は予測するものではなく、自ら作り出すものと考え、自ら仕掛けて新しいモノを作り出すことが大事な時代である。
A seasonal flower
ウォーキングコースに咲いていた水仙(雪中花)
開花時期は12月中旬~翌4月中旬頃で、「日本水仙」「房咲き水仙」などの早咲き系は12月から2月頃に開花。3月中旬頃から咲き出すものは花がひとまわり大きいものが多く、「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などの遅咲き系は3~4月頃に開花する。地中海沿岸が原産で、平安末期に中国から渡来した。
雪の中でも春の訪れを告げることから別名は「雪中花(せっちゅうか)」である。
今に息づく その時 あの言葉 その時 歴史が動いた
宇宙万物は無尽なり ただし人すでに心あり 心ある以上は心の能(あた)うだけの楽しみを宇宙より取る
宇宙の幾分を化しておのれの楽しみとす これを智と称することかと思う 南方 熊楠(みなかた くまくす)
1918(大正7)年3月2日 「神社合祀令」廃止
1906年発令の「神社合祀令」により、国家神道の強化・興行化と称して地方の神社を整理し一町村一社と定め、鎮守の森は次々と伐採された。熊野の森を愛し「命の宇宙」と呼んでいた植物学者・南方熊楠は、利権目当てに神社を潰し御神木を伐採する動きを「神狩り」と強く非難し、反対運動を展開。自然破壊が人々の暮らしや国土の破壊に繋がるという「エコロジー」の思想を初めて提唱する。当初は理解されなかったが、徐々に財界人や政治家の賛同を獲得。そしてついにこの日「神社合祀令」の廃止が決議される。それから八六年度の二〇〇四年、熊野の森は世界遺産となった。
<Akijii展、再展示>
今報はシェイプアートの「楽しい雨の日」です。
引き続き、Vol.312-2/2をご覧ください。