Vol.312-1/2 「蛮勇」はダメ、「無知」は…。<かがわの河川と橋-⑨:相引川と橋> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

新居宮池とWalking & Potteringの風景
暗雲が漂う宮池の上空。
  
新池とだんご3兄弟。
  



<どう捉え、どう考えるべきか>
経営マネジメントへの想い
09.「蛮」「地なしではダメで、無知は自然淘汰・・・

将来(現在)を展望すると、国の競争力の意味が薄れ、企業の競争力がより重要になってくる。

国が成熟・衰退期に入ってきても、ある業界は伸びるとか、業界はダメでもわが社は伸びるとか。

こういう先が読み難い時代だからこそ、先を読んで意思決定していくことが、経営者に求められている。

◆リスクがあるのを知りながら、意思決定するのは勇気がいるが…。

リスクに気づかないでやるのは「蛮勇」。

リスクがあるのを知って、やらないのは「意気地なし」で、蛮勇よりもっと悪い。

それから、リスクがあるのを知らないし、何も決めないというのは「無知」で、こういう企業は自然淘汰されるだろう。

◆経営に必要な3つのスピードとは・・・。

小話を紹介しよう。

仲のいい2人の男がジャングルの中を旅していた。

そしたら、虎が現れて「さぁ、大変」となったが、1人の男は突然しゃがみ込んで靴紐を結び始めた。

もう1人の男が「おまえ何やってんだ、そんな事をしたって虎から逃げられる訳がないだろう」と言ったら、その男は「おまえより速く走ればいいんだ」と答えた。

…という話である。

これだけの話だが、この中には今の経営者に必要な3つのスピードが含まれている。

まず1つは問題に気づくスピード

「虎より速く逃げる」という問題設定しても無理。が、もう1人の男より速く逃げられればいいということに気づくことである。

2番目は意思決定のスピード

人間だとこの話は非情ということになるが、企業の場合はシビアな決定を素早くやらなければいけない。

3番目は実行するスピードである。

意思決定しても、実行に移さなければダメである。

この話では、靴紐を結ぶと言う事になる。

将来は予測するものではなく、自ら作り出すものと考え、自ら仕掛けて新しいモノを作り出すことが大事な時代である。


A seasonal flower 

ウォキングコスにいていた水仙(雪中花)

  
開花時期は12月中旬~翌4月中旬頃で、「日本水仙」「房咲き水仙」などの早咲き系は12月から2月頃に開花。3月中旬頃から咲き出すものは花がひとまわり大きいものが多く、「ラッパ水仙」や「口紅水仙」などの遅咲き系は34月頃に開花する。地中海沿岸が原産で、平安末期に中国から渡来した。

雪の中でも春の訪れを告げることから別名は「雪中花(せっちゅうか)」である。

  


Flower arrangement
 


今に息づく その時 あの言葉 その時 史が動いた

宇宙万物は無尽なり ただし人すでに心あり 心ある以上は心の能(あた)うだけの楽しみを宇宙より取る

宇宙の幾分を化しておのれの楽しみとす これを智と称することかと思う  南方 熊楠(みなかた くまくす)

1918(大正7)32日 「神社合祀令」
1906年発令の「神社合祀令」により、国家神道の強化・興行化と称して地方の神社を整理し一町村一社と定め、鎮守の森は次々と伐採された。熊野の森を愛し「命の宇宙」と呼んでいた植物学者・南方熊楠は、利権目当てに神社を潰し御神木を伐採する動きを「神狩り」と強く非難し、反対運動を展開。自然破壊が人々の暮らしや国土の破壊に繋がるという「エコロジー」の思想を初めて提唱する。当初は理解されなかったが、徐々に財界人や政治家の賛同を獲得。そしてついにこの日「神社合祀令」の廃止が決議される。それから八六年度の二〇〇四年、熊野の森は世界遺産となった。



Akijii展、再展示

今報はシェイプアトの「しい雨の日」です。

 

引き続き、Vol.312-2/2をご覧ください。