今報の雑学 番付表に「蒙御免」と書かれているのはなぜ
昭和27年9月21日、大相撲秋場所の土俵から、4本柱がなくなった。
番付表の大きさは縦57.7センチ、横44センチ。上下5段、左右に二分されていて、左が西の力士
、右が東の力士。最上段から,横綱、大関、関脇、小結の順に右から左に記されており、下にいくほ
ど字が小さくなる。いちばん下は序ノ口で、序ノ口ともなるとその字は肉眼では見えない。
虫眼鏡を使わないととても読めない。そこで序ノ口力士のことを俗に「虫眼鏡」などという。
番付表には力士の名前のほかに、中央のいちばん上に「蒙御免(ごめんこうむる)」という文字が書かれている。これは勧進相撲の名残りである。江戸時代、神社や寺院の建築費・修理費をまかなうため、相撲を行って人々から寄付を集めた。これを勧進相撲といい、興行には寺社奉行の許可が必要であった。「蒙御免」というのは寺社奉行から確かに許しを得ているというしるしで、当時の習慣にしたがって今日でもその文字が書かれているという訳である。
<Flower arrangement>
嬉しいリンゴ、悲しいリンゴ
松浦 弥太郎著の「しあわせを生む小さな種」、六つ目(最終)の種は「嬉しいリンゴ、悲しいリンゴ」です。
もの凄くいい事があった日、「嬉しいリンゴ」が実るとします。
凄く嫌な事があった日、「悲しいリンゴ」が実るとします。
二つのリンゴを収獲して天秤にかけたら、たぶん同じ重さだと僕は思っています。
いい事にも悪いことにも同じ重みと同じ価値があり、どちらが上も下もないと考えているのです。
肝心なのはリンゴが実ったということ。嬉しくても悲しくてね、リンゴが「ある」というだけで、庭は豊かになったと気がついてから、僕は凄く気持ちが楽になり、毎日何が起こっても、感謝の気持ちが湧くようになりました。
物事というのは、すべてが結びついています。
単体として存在しているものなど、どこにもありません。
たとえば、嬉しいリンゴだけがあったら、それは「あたりまえ」のリンゴになる。悲しいリンゴがあり、両方を味わうから、それが「嬉しい」とわかります。また、リンゴは地に落ちて種を落とし、違う植物を育てることもあります。嬉しいという一種類のリンゴの養分が溶け込んだ土より、悲しい、おもしろい、つらい、様々な違う養分のリンゴが溶け込んだ土のほうが豊かになるでしょう。
嬉しいリンゴしか実らない土地では、育たない種もあるでしょう。
出来事も人の関係も、すべてが結び付き、つながっています。
いいことがあるから悪いことも起きるし、悪いことがなければいいことも起きません。
いいことばかりが起きすぎると「これはまずい」と感じるくらいです。
すべてバランスだと思うと、無駄なこと、避けるべきことはひとつもありません。
いいことも悪いことも、きっとあなたに必要なことです。
新居宮池とWalking & Potteringの風景
宮池のパーゴラと畔に咲く彼岸花。
琴林公園の願い橋・叶え橋。
A seasonal flower
JR高松駅の広場に咲いているスベリヒユ
根は白色で茎は丸く紫赤色を帯びていて、地面を這うように四方に伸びて生長する。
茎葉ともに肉質で、葉は、へら形で厚く、少し紫赤色を帯びている。
花は、7~9月に枝先の葉の中心に、黄色の5弁花の小花をつけ、果実は熟すとふたがとれたようになり、多くの細かい種子をこぼす。
<Akijii展、再展示>
今報は新聞ちぎり絵「五色台、前に山が迫ってくる」です。
[作品][写真]
引き続き、Vol.282-2/3をご覧ください。