今報の雑学 うさぎの耳はなぜ長いか
明治5年9月5日、東京のうさぎ市場が禁止になる。
ふさぎの耳も人間の耳と同じように、音を聞くための器官である事に変わりない。だが、単に音を聞く
ためだけのものであるなら、あんなに長い必要は無く、きつねなどに追われて藪の中を逃げる時など
には、長いより短いほうが、都合がいいはずである。ところが現実にはうさぎは長く、しかも暖かい所
に住むうさぎほど長い耳を持っている。この事から、うさぎの耳が長いのには特別な理由がある事が
解る。うさぎは汗腺の機能が余り発達していない。
しかし追われたりして野を駆ければ、当然体内の温度は急激に上昇する。
人間は発汗によって体温を調節するが、うさぎはそれを耳によって行う。すなわち体内に発生した熱は血液
によって耳に運ばれ、耳が空気や風にさらされることで冷やされる。耳が長いのは冷却器の機能を果たして
いるためで、走る際には風当りをよくし冷却機能を高めるために耳をピンと立てる。
<Flower arrangement>
手を洗うこと
松浦 弥太郎著の「しあわせを生む小さな種」、三つ目の種は「手を洗うこと」です。
ああ、これは皆さんにお薦めしたいな、と思う、しあわせの種があります。
すごく簡単で誰でもできる事だけれど、確実に気持ちが変わり、一日にメリハリがつき、心がスッキリします。
それは手を洗うこと。
外出後や食事前、汚れたときに洗うほかに、何か作業をしていて一つの事が終わるたびに、手を洗うという習慣です。たとえば「午前中はメールの返信をする」と決めたなら、打ち終わった時に手を洗います。勿論、手は汚れていませんが、流れる水に触れ、一端、手を綺麗にしてから、次の仕事に取り掛かるというイメージ。手を洗うと気持ちも切り替わるし、自分の心がリセットされます。
なにより、「一つひとつのことに、新しい綺麗な手で取り組む」という心がけになる。
また、自分の手を慈しみ、いつも清潔にしておくという事に繋がる。
家でもカフェでも会社でも、席を立ち、ちょっと手を洗うだけならば、さほど時間もかかりませんし、面倒くさいということもないでしょう。まめに洗うので、石鹸は使わず、水だけでさらさらと洗うようにしています。
ちょっと嫌なことがあったり、理由もなく気持ちがざわざわと落ち着かなかったり、なんだかいらいらしたり。そんなときも、流れる水で手を洗うと、とにかくすっきりするのです。
「水に流す」という言葉がありますが、わだかまりが指先を伝って洗い流されていく感覚です。
ちょっと長めに手を洗うと、だいたい収まります。
それでもなかなか気持ちが変わらないときは、口をゆすぐことをお勧めします。水を口に含んでそっと吐き出す。この単純な繰り返しが、不安やいらいらを治してくれるのですから、ぜひ試して頂きたい。
小さなイライラは、こまめに水に流しましょう。
新居宮池とWalking & Potteringの風景
朝のウォーキング多き宮池の遊歩道。
馬宿川の河口、播磨灘を観る。
A seasonal flower
ウォーキングコースに咲いていたアメリカ朝鮮朝顔(ちょうせんあさがお)
アメリカ、メキシコ北部地方原産で、一般的な呼び名は「アメリカ朝鮮朝顔」。他にも単なる「朝鮮朝顔」など、いろんな名前がついている。「ダチュラ」「ダツラ」の名の花はこの花を指すことが多いようだ。
木ではなく「草」で夏、大きいラッパ型の白花を上向きに咲かせる。
強い芳香あり、麻酔薬として使われたこともある。
実は、柿の実にとげとげがついたような形で、とげの部分は柔らかい。なんか不思議な形である。
<Akijii展、再展示>
今報は新聞ちぎり絵「靄った新居宮池」です。
[作品][写真]
引き続き、Vol.279-2/3をご覧ください。


