Vol.267-2/3に続けてご覧ください。
▼道隆寺2.2kmの道標、道隆寺へ向かう7
▼道隆寺へ向かう8、県道205号を横断1
多度津豊原郵便局の一つ手前の交差点付近の道標である。
▼県道205号を横断2 (道隆寺1.5km道標)
第77番札所—道隆寺は、1,200余年の昔、元明天皇時代のこの付近一帯は桑畑であり、ある時、桑の大木から怪しい光を放っているのを発見した当地の長者・和気道隆は弓の矢を射ったところ一人の乳母が倒れていた。道隆は嘆き悲しみ、乳母の供養のために本堂を建て、桑の大木で薬師如来の小像を刻み祀ったのが始まりと伝えられている。
その後、弘法大師が薬師如来を刻み、小像を胎内に納めて安置、本尊としたといわれ、この本尊は胎内にもう一体薬師如来像があることから「二体薬師」「腹ごもり薬師」と呼ばれ秘仏で、50年に1度だけご開帳される。道隆の子孫にあたる朝祐法師が二代住職のころ、七堂伽藍を建立し、道隆寺と名付けたといわれている。
▼道隆寺1
--今報了--