Vol.81 やまない雨はない…、円周率の桁数字は…。<香川県の史跡・名所シリーズ⑧:大窪寺> | akijii(あきジイ)Walking & Potteringフォト日記

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「凡に中なる、これ非凡なり」(論語)、「何事も自分に始まり、自分に終わる。自分を救う道は自分以外ない」(夏目漱石の言葉)を座右の銘に、我流(感性だけ)の写真を添えて日記を綴る。

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3B2S、この一球>やまない雨はない…、円周率の桁数字は…。



悲しみや苦しみずいくつも重なってやって来ることがあるが、人生ってそんな時があるのだ。しかし、苦難はいつまでも続かない。

降っている雨は、どんなに凄い雨でも必ず上がる。

必ず太陽は昇るのだ。何日も雨が続くと、この世から太陽が無くなってしまったのかと不安になる。しかし必ず雨は上がり、太陽は昇る。人生もきっと、そうに違いない。

明日の太陽を信じて、みんなで乾杯しよう。


「追求」は加速する一方である。

円周率の不思議な数字を、人類はずっと計算し続けている。

私たちの時代では3.14と、すり込まれて来たが、3.141592653589793・・・・と果てしなく続く。1万桁まで解き明かしたのは半世紀前、1973年には100万桁まであぶり出している。近年、東大チームがつくった世界記録は32億桁から2061億桁、さらに12411億桁へと桁違いの更新ぶりだった。


そして今は、5兆桁という自らの記録をたった1年で塗り替え、10兆桁にこぎ着けた56歳の会社員。氏は、円周率の計算は学生時代からの趣味で、5兆桁も10兆桁も自作のパソコンで達成したという。どこかの研究者がスーパーコンピューターを使って、解き明かしたのではない。10兆桁目の数字は?を見届けようとする、あくなき好奇心が記録を生み出すのかもしれない。


「やまない雨はない、雨はいつか上がる」「円周率の桁数字はあぶり出せる」のである。因みに10兆桁目の数字は「5」だったそうである。


<今朝の新居宮池と、Walk百景>

強い風が吹き付ける宮池の池面と、11/18帰省中に見かけた阪神タイガース応援ディーゼルカーです。


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<今報の花>ウォーキングコースの山林に群生して咲く背高泡立草(セイタカアワダチソウ)

開花時期は10月上旬~11月下旬頃。北アメリカ原産の帰化植物で、明治時代に渡来して戦後、各地で大繁殖した。繁殖力が強すぎてかえって自ら繁殖力を弱めている、との説もある。花を、酒を醸造するときの泡立ちに見立てて、さらに背丈が高いので「背高泡立草」と呼ぶ。英語では「ゴールデン・ロット(金のむち)」と呼ばれているが、日本の自然に侵入してきたエイリアンと言うこともできる。昭和3040年代の高度成長期に各地に出現した広大な造成地や高速道路などが、このエイリアンにとってまたとない侵略基地となった。同じ年代に花粉アレルギーの患者も激増し、その犯人に仕立て上げられたが、花粉症の原因に関して背高泡立ち草は無実であった。

雑草だが、よく見るときれいな花で、たくさん群生している姿は圧巻である。

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<香川県の史跡・名所シリーズ⑧:大窪寺>  写真撮影:2011/11/12

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大窪寺(おおくぼじ)は、香川県さぬき市にある寺院で、四国八十八箇所霊場の第八十八番札所で、標高776メートルの女体山のふもとにあり、奇岩に覆われた胎蔵ヶ峰を背景に本堂とそれに続く二重多宝塔が静かなたたずまいを見せています。




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四国遍路の長旅を終えた遍路たちは笠や金剛杖をこの寺に納めて帰路につきます。

また古くから女性の登山も許された札所で「女人高野」とも呼ばれ、大師信仰の強さがしのばれます。納経印は「結願所」となっている。医王山(いおうざん)遍照光院(へんしょうこういん)大窪寺と号する。本尊は薬師如来である。宗派は真言宗大覚寺派。

本寺では結願証明書(賞状)を有料で書いてもらうことができる。

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寺伝によれば、奈良時代の養老年間(717-724)に行其が開基し、弘仁年間(810 - 823)に空海(弘法大師)が奥の院の岩窟で虚空蔵求聞持法を修し、薬師如来を刻んで安置したと

されている。

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この時に空海が納めたとされる錫杖は、空海が唐から持ち帰った三国伝来のものと伝え、本尊とともに祀られている。山門は平成2(1990)に完成した西側から入る重層の仁王門と、南側から石段を上がった所にある二天門(楼門)の二つがある。

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境内の「宝杖堂」(ほうじょうどう)には、結願した遍路の金剛杖が奉納され、毎年春分の日と820日に柴灯護摩供の焚き上げが行われる。

また、宝杖堂の手前には、原爆の火が灯されている。

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▼大窪寺の銀杏とモミジの紅葉

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--今報了--