<greeting card>
歴史を振り返ると、時代は「安定した時代」と「不安定な時代」のパターンを繰り返している事が解かる。「変化に対する柔軟性」と「スピード感」について現代を生きる私たちが大いに学ぶべき坂本龍馬のエピソードを記載します。
当時、土佐藩士の間では長刀をさすことが流行していたそうだ。しかし、土佐勤王党の同士、板垣清治が長刀を身につけて得意気にしているのを見た龍馬は、「長刀は実践では役にに立たない」と短い刀をさしていたという。それに触発された板垣が今度は短刀をさして龍馬に会うと、龍馬は懐より拳銃を取り出し「銃の前には刀など役に立たない」と言う。板垣はそれに納得し拳銃を買い求め三度龍馬に会うが、龍馬は「万国公法」という一冊の本を差し出して「これからは世界を知るために学問が何より大切だ」と話したそうである。
安定した時代であれば動きや変化はさぼど必要ではないのかも知れないが、今日のようにいったん時代が不安定になれば動きと変化は必須であり、生きて行く上では命綱である。
<新居宮池、今朝の曇り顔>
<今報の花>小生の庭の鉢に咲く睡蓮でする。
スイレンの花は赤、白、ピンクの他にオレンジ、黄、紫、青といった色がありバラエティ豊か。昼過ぎには花が閉じてしまうイメージがあるが、夜咲きの品種もある。
スイレンで思い出されるのはやはりフランスを代表する印象派の画家、クロード・モネであろう。自宅の庭にある睡蓮の池をモチーフに、200点以上が制作されている。
睡蓮の花言葉は、清純な心、甘美、優しさである。
<香川県高校シリーズ③:高西・東高・北高・香中>
今報は高松市の4校です。
<県立高松西高等学校>
高松市内の高等学校は生徒数の激増のため、鬼無町の丘陵地に建設され、1977年4月に開校された。
高松市西部の丘陵地にあり、教室から窓の外を見ると一面に緑の山が広がっている。校舎は0階があるなど特徴的な構造をしている。
教育方針は、「創造的英知と豊かでたくましい人間性の涵養は、未来を築く若者の育成をめざす本校創立の基本精神である。開校以来「清新明朗」な学風の確立をめざし、学習と部活動の両立を目標として、個性的で生き生きとした学校作りに努めている。
<市立高松東高等学校>
1908年 4月 に、木田郡 下高岡村 外四箇村学校組合立白山女学校として設立され、2008年に100周年を迎えた。
教育の基本方針として、「本校と地域の伝統的なきずなを尊重し、地域に根ざす高校としての学校づくりに努めるとともに、生徒一人ひとりの資質・能力を最大限に伸ばし、社会の変化に主体的に対応でき、21世紀の国際社会で活躍しうる心身ともに健全で情操豊かな人間の育成に努める」としている。
<市立高松北高等学校>
1983年に開校して、2001年に「中高一貫教育」を導入した。
教育方針は、「継続的でゆとりある教育活動の中で個性や創造性を伸ばしながら、国際社会の一員としての自覚を持ち、自ら学び自ら考え主体的に生きる人間、人や自然をいつくしむ心豊かな人間、未来への希望を抱き自ら困難に立ち向かうたくましい人間の育成に努める。そのために、①人に迷惑をかけない、②人を侮辱しない、③困難から逃げない、の三つの信条を掲げ、師弟同行の精神のもと、健康・人柄・実力のバランスのとれた人間づくりをめざす」である。生徒指導が徹底されていて、例えば携帯電話の所持が発覚した場合には1回目には保護者へ返還、繰り返し発覚になった場合停学等の懲戒処分も含めた厳しい処罰が下される。過去には所持が発覚した生徒の携帯電話を解約させたこともある。
近年では、学校が認めていないインターネット上での個人のブログ、プロフィールサイトの開設は一切認められておらず、発見された場合は、停学も含めた懲戒処分の対象となる。
<県立香川中央高等学校>
1987年に開校された。
教育方針は、「真理と正義を希求し、創造的知性と心豊かな人間性を培い、国際的視野に立って社会に貢献できる、心身ともにたくましい調和の取れた若人の育成に努める」である。
部活動も盛んで、中でもハンドボール部は全国大会の常連である。
--今報了--