You raise me up | 病気と闘うblog

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「元」線維筋痛症患者の日常生活

『You Raise Me Up』

皆さんは、この曲をご存じでしょうか。

 

2006年トリノオリンピックで金メダルをとった荒川静香さんが、エキシビジョンの際選曲した曲。

日本でこの曲が有名となる、きっかけになったそうです。

 

学生時代、吹奏楽部でフルートを吹いていた私。

半年ほど前から再開し、レッスンを受けています。

そしてタイトルのyou raise me upを、今課題曲に選び練習しており…

より曲への理解を深めたくて、原曲を聴いて歌詞を調べたり、別の楽器での演奏を聴いてみたり。

 

もちろん、荒川静香さんの当時の演技もyoutubeで拝見しました。

とても美しくて、感動的な演技をされています。

 

この言葉の意味は「あなたが私に力をくれる」といったようなもの。

この曲の意味は、何度か復唱される下記の文脈に集約されていると思います。

 

You raise me up,so I can stand on mountains

You reise me up to walk on stormy seas

I am strong when I am on your shoulders

You raise me up to more than I can be

 

あなたが力をくれるから 私は山の頂上に立つことができる

あなたが力をくれるから 私は嵐の海も歩くことができる

あなたが支えてくれるとき、私は強くなることができる

あなたが応援してくれるから 私は今の自分を超えられる

 

と、いったようなところでしょうか。

私自身の解釈なので、厳密には合っていないかもしれないです。スミマセン💦

 

荒川静香さんは、オーディエンスや周囲の人への感謝の思いを込めてこの曲を選曲し、演技されたのではないかと思われます。

意味を知れば知るほど、込めた想いが届くような気がしました。

と、ともに。

王者の風格と人間性みたいなものも、強く感じました。

 

 

今現在私の夫は、適応障害のために出社できない状態が続いています。

曲を聴くたび、演奏するたび、無力な自分を痛感してしまいます。

私には、音に願いを込めることしかできなくて。

支えたいと思いつつも、なぜ私ばかりが…と、嫌悪の感情が生まれてしまったり。

信じて待つことしか、できないのでしょうが。

それすらも、とても難しいと思う日々です。

 

私自身は、出社することが全てではないように思うのですがね…。

いかんせん本人がそう納得できない限り、出社できない⇒デメリットの意識が変わることはないのです。

過去もトラウマも、周りがどう言うかより、本人がどう落としどころを見つけられるか。

に、かかっている気がします。

 

 

せめて私は元気でいよう と、好きなことに邁進しながら過ごしていますが。

生きていくということは、時に過酷であります。

私も私自身を超えられるよう、頑張りたいな。

昨日の私より今日の私を、少しでも多く好きになりたいのです。