本日も
ご訪問頂き
ありがとうございます。
今回は
幽霊話 第2弾
という事で
特別養護老人ホームで
夜勤をした時の
お話をします。
その日私は
深夜2:00の巡視に
向かうため
おむつ交換に使う
カートを取りに
汚物室に
向かっていました。
その晩は
起き出してくる
利用者さまもおらず
平和な夜勤でした。
けれど…
その静けさといったら
し〜んとして
物音ひとつせず
なんだか
異空間に入り込んで
しまったような
そんな不気味さが
ありました。
私は
少し恐怖を
感じながらも
回廊型の廊下を
進んでいきました。
その先の角を曲がると
いつもの
ソファーがあります。
そうです
以前見た
女の子の幽霊が
座っていた
あのソファーです。
また女の子が居たら
嫌だなぁ…
怖いなぁ…
と思いながら
角を曲がると
居たんです
あの女の子が。
私は恐怖で
立ち止まり
直ぐさま
後ろを向くと
そのまま
思いっきり
逆方向に逃げました。
怖い…
怖い…
怖い…
この重たげな
空間から
何とか逃げ出したくて
空気を変えてくれる
何かを求めながら
走りましたが
何もありません
今日はなんで
こんなに静かなの?
どうして
誰も居ないの?
(誰か徘徊してよ〜😭)
助けて〜!!
あまりの怖さに
私は
Fさんという
利用者さんの
部屋に飛び込み
ベッドで寝ている
Fさんに
布団の上から
抱きつきました
怖いよ、怖いよ
オバケが出たんだよ〜
と泣きながら
抱きついたのです。
ぐっすり寝ていた
Fさんでしたが
急に
抱きつかれたのですから
当然目を覚まします。
けれど突然のことに
しっかりと
覚醒できません。
寝ぼけまなこの
Fさんは
うん?
あ?
と言いながら
またすぐに
寝てしまいました。
人のぬくもりに
触れたこと
そして
声を聞いたことで
冷静になった私は
ああ、良かった。
いつものFさんだ。
これは現実だ!
と安心し
恐怖が
収まっていきました。
しかし
冷静になった途端
自分の行動を
振り返って
愕然 としました。
いくらオバケが
怖いからといって
寝ている利用者さんに
抱きつき
安眠 を
妨害 して
しまうなんて!
なんて
愚かなの?!
(介護職失格ですョ!)
と、自分の行動に
呆れました。
けれど
それと同時に
感心 したのです。
それは…
恐怖でパニックに
なりながらも
抱きつく利用者さんを
選んでいた事でした。
第1に
穏やかで優しい方に
抱きついたこと
第2に
女性としては大柄で
抱きついても
骨折などの
心配がない方だったこと
そして第3に
夜間に目を覚ましても
絶対に 徘徊を
しない方
だったこと。
本当に
自分勝手 な
考えだったのですが
あの恐怖の中で
Fさんを選ぶなんて
私って
プロ!!
って思いました。
相手の方の迷惑を顧みず
誠に勝手な自画自賛で…
申し訳ございません。![]()
あの時
抱きついて
起こしてしまった
Fさん…
貴方の
穏やかな雰囲気が
不気味な空間を
消し去ってくれました。
ありがとう
ございました。![]()
そして
ごめんなさ〜い![]()