sphere's orbit live tour 2012
4公演目のzepp仙台参戦してきた。
ぼく自身、スフィアライブ初のオールスタンディング。
結論から言うと、少し物足りない。
オールスタンディングということでかなり熱いライブになることが予想され、全身筋肉痛を覚悟の上で臨んだ。
整理番号がA160番台ということで比較的前の方だったので、5-6列目を陣取れた。
さすがオールスタンディング。さすがアイドルのライブ。人がひしめきあっており、一歩間違うと誰かが痛い思いや苦しい思いをしそうだった。
ライブがいざ始まると、必然とも言えようか、みんな前のめりになり、前方に押し寄せるかたちになる。ぎゅう。
大好きな人たちのライブを嫌な思い出にしたくないし、他の人にもそんな風にさせたくない。
スフィアのみんなも、盛り上がって欲しいとは思えど、怪我人が出ることは望まない。
そう思い、自分自身が怪我をしないようにするのはもちろん、周りの人たちにも怪我を負わせて嫌な想いをさせないよう努めることにした。
ジャンプは最小限の小ジャンプ(人の足を踏まないように)、ひじも自分の肩よりもあげないようにした(殴ったり肘鉄したりしないように)。サイリウムも後ろに振りかぶらないようにした(目に刺さったら大変)。
そうして周りに気を遣っていたら省エネライブになってしまい、声が枯れることも無く心地の良い疲労感も得られないものとなった。故にそういった意味で少し物足りない。
それでもスフィアライブに参戦できたこと自体はとても有意義だった。
陣取った位置はもちろんステージ向かって右手。愛生ちゃんポジションだ。
チケットをとった時点で席次が決まる会場と違い、zeppは整理番号順に好きな位置を陣取れる。
なので、自分をはじめとして当然まわりは緑色の草属性の人ばかりだった。
そしてその人たちはライブが始まっても比較的おとなしく、周りに気を遣ったパフォーマンス(元々はしゃがない人たちなのかも？)でライブ中は割と落ち着いて楽しめた。
キミが太陽では、なななんと名古屋に引き続き愛生ちゃんの「キミ」に指名してもらい感激。
もうこれだけで身に余る光栄。
その後もdangerous girlsや、大好きなBy MY PACE!!までも聞くことができて至福。
ハルカスのソロ曲はかんなぎというアニメにちなんでmotto☆派手にね!だったが、原曲より若干テンポが遅かった気がする。気のせいかもしれないが。たぶんハルカスの曲の中でも最も盛り上がる曲と言っても良いだろうこの曲、主催側も会場の過度な熱気を予想しての演出だったのかな、と思った。それとも、ずんタンバンド痛恨のミスか？入りのテンポを間違えたとか(それはかなり可能性が低い)。
後半、心もち愛生ちゃんがぼーっとしていたり、ふらふらしていたりしたような気がする。体調が悪かったのだろうか。それとも会場の熱にやられたのか(バンド好きの彼女が！？)。彼女にはくじらが見えたのだろうか。心配だ。
ライブ会場を出たのが20時半を過ぎており、終電まで1時間も無かったので、仙台での晩御飯はおあずけ。
仙台に来たときはいつも帰りに牛タン弁当を買って帰るのだが今日はどこも売り切れ。そうか、いつもは昼頃に帰るから買えていたが、夜になると売り切れてしまうのだ。ひとつ勉強して新幹線に乗り込む。
座席を探して通路を歩いていると「お疲れ様でした」と声をかけられる。振り向くとぼくと同じくスフィアライブに参戦していたと思しき男性が。ぼくはlove your live Tシャツを着ていたからたぶん声をかけられたのだろう。そんな見ず知らずの方に「お疲れ様でした」と笑顔でぺこり。こうしてスフィアのorbitは拡がっていくのだろうか。スフィアのみんながあたたかければ、ファンのみんなもあたたかい。
ぼくもちゃんとそのスフィアの輪の一部になれているのだろうか。