各ブロックの解説です。

④M0

 メインのSocに含まれるARM Cortex M0 MCUです。

 電源管理を担っています。省電力に貢献しています。

⑤BOOT 

 システム起動の役割をしています。

⑥RTOS

 カメラのほとんどの機能を担っています。

 ここをメインに解析していきます。

⑦DSP

 Socに含まれるDSP(Digital Signal Processor)です。

 CAVE社のCAVE-CVを実行します。Open-CVベースです。

⑧LINUX

 Linuxカーネルです。

⑨INITFS

 Linux本体です。

⑩SRIC

 手振れ防止SRの動作用のMCUです。MCUが何か、今のと ころ不明です。

⑪CPU

 バッテリー管理等を行っています。詳細は分かっていま

 せん。MCUはRenesasのRX113です。RAM32KB、

 ROM128KBのモデルです。

⑫SHELLCMD

 RTOSに含まれるコマンド群の名前とアドレスがテキストで入っています。

⑬ICONBIN

 カメラのメニューで使われるほとんどのアイコンデータです。データのみで管理情報はRTOSの中にあります。

 ⑮RES

 リソースデータです。表示用のjpeg、フォントデータ、サウンドなどが含まれます。

 

次回はSocの解説を行います。