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はちみつ

甘くてhappyな毎日を**

【友人】
移植を待っている間、移植準備のため、友人との約束をキャンセルするようなことがあったので、友人数人に本当のことを話した。特に友人にも隠すつもりはないが、話したい人と、話したくない人はある。話しておきたいと思う人には話した。中には、わたしも不妊治療してたよっていう子がいて、とても気持ちをわかってくれた。体験したことがない人にはなかなか分かってもらえない、っていうのは本当にそうだと思う。でも、分かろうとしてくれる人はたくさんいて本当に感謝している。不妊治療を通じて、連絡をとるようになった友人もいる。支えてくれる皆に本当に感謝しないと。

でも、不妊治療中に、わたしより後に結婚した子が、妊娠したと聞くのは本当につらかった。この半年間で、近い友人で四人いて、職場でも四人くらいの妊娠発表をきいた。そしてこの12月には三人の出産後の赤ちゃんを見に行った。見に行ったときには気持ちが落ち着いていたので、心から祝福できたが、気持ちがそのときそのときでアップダウンするので本当に大変だ。うつになってもおかしくないと思う。
【待ち時間】
移植を待っている期間、無になっていたように思う。移植のために旅行や友達と会うのもセーブしてきていたため、急に予定が空白になった。色々計画したいが、移植を第一にしたかったので、移植が済むまでは予定が入れれずにいた。いつ移植できるから分からないまま過ごす日々は本当に苦痛の日々だった。仕事行って、帰ったら家事をする。そのひたすらの繰り返しだった。

【喜び】
12月12日に生理がきたので受診する。先生から、ちょうど移植時期が年末年始と重なるので、今回は自然ではなく、薬で調整して1月5日に移植しましょうと提案してくれた。一気に世界が明るくなった。喜びでニヤニヤしたいのを診察中一生懸命こらえた。調整する薬である張り薬(エストラーナテープ)について説明があった。2日おきに張り替え、時期によって枚数がかわると、予定表の紙をくれた。
前回の移植直前は、まだ心の準備ができてなかったけど、今回はちがう。移植日が決まることがこんなにもうれしいことだなんて。移植できることがこんに幸せだなんて。

【年末年始の苦痛】
年内に移植ができなくなり、年末年始のことを考えるととてもつらかった。夫側の家族の集まりでは、まだ小さい子どもがいないし、子どもはまだかと言うような人もいないので安心感がある。しかしわたし側の親族が、小さい子どももいるし、結婚したばかりの夫婦もいるし、わりと子どもはまだかと平気で聞いてくるタイプの方もいるのでとても不安だった。家族には会いたいけど、親族や近所の方には会いたくなかった。いよいよ深刻になり、その気持ちを母に話した。そんなの気にしなければいいと言われたが、嫌なら帰ってこなくていいと言ってくれた。夫にも話したが、夫は特に気にしていないようだった。そんなこと言わず帰ってあげなよとなだめてくれた。
結果、年始に移植できることになり気持ちが明るくなったので、予定していた通り、両家の実家に帰った。子どものことに特に触れられずに済み、無事にのりこえたのだった。
【長期戦】
採卵まで無事に済み、ほっとしたものの、移植までの2ヶ月間がとても長く感じた。ようやく移植が近づいてきた頃、自然周期で移植する予定だったので数日おきに受診した。いよいよ移植日が決まった翌日、また悲劇が起こる。クリニックの院長先生から電話があり、昨日の血液検査の結果を見たらもう排卵が始まっているかもしれないと言うのだ。排卵日が特定できないと移植はできないため、今回延期になるかもしれないと。取り急ぎ、本日受診してくださいという説明だった。ドキドキしながら昼から残りの仕事をし、夕方急いで受診し、血液検査をしてくれたが、結果は電話できいていた通りになった。不安だけど待ち望んでいた移植が急遽キャンセルになり、また1ヶ月待つのかと思うとショックすぎて、泣きそうで、先生の目が見れなかった。その日の帰りもまた、声をころして泣きながら帰った。
帰ってからカレンダーを数えて気がついたのだが、1ヶ月となるとちょうど年末年始とかぶっている。クリニックが休みでまた移植ができないのではと思い怒りと悔しさがこみ上げてきた。