【新たな試練】
移植日が決まったが、張り薬の他に、膣座薬(ウトロゲスタン)が追加された。これまでに、プラノバールの副作用や、毎日の筋肉注射や、1日3回時間指定の点鼻薬、採卵の痛みや、麻酔後の吐き気など、色々と乗り越えてきたが、膣座薬はまた話は別だと思った。自分で膣に座薬を入れるだなんて恐怖でしかなかった。しかし待ってはくれない。あっという間にその日はやってきた。ちょうど休みの日だったので、説明書をよく読み、落ち着いて挑んだ。結果、あんがいすんなり終了し、以降も問題なく使えている。思っていたよりあっけなく乗り越えられた。
【年末も年始も受診から】
12月29日~1月3日まで仕事休みだった。年末最後の受診は、なんと仕事納めの12月28日だったので、一番遅い時間で予約させてもらった。なぜかその日、夕方から初雪がふってきて、みぞれにかわった。そんな中寒空の中、夜8時頃に受診した印象的な日だった。
うちの実家までが片道車で二時間。夫の実家は車で10分くらい。うちの実家には2回、夫の実家には4回年末年始で往復し、ほとんど自宅にはいない生活だった。最初は帰りたくないとわがままを言っていたわたしだが、予想以上に頑張れた。そしてあっという間に、1月4日仕事が初まり、時間休をとり移植前日のシート法に受診した。
【移植日】
移植日は土曜で休みだったので落ち着いて迎えることができた。一人でいける?と当日に夫が聞いてくれたが、(当日に聞かれてもと思ったが。笑)むしろ一人で行きたかったので(待たれてると思ったら落ち着かないので)、大丈夫と返事した。ついたら培養士さんが迎えてくれて、優しい笑顔にいやされた。移植する予定の卵を見せてくれた。うにゅうにゅしていて、これがわたしと夫の卵かと思うと、卵が存在すること自体がうれしくてとても不思議な気持ちになり感動した。培養士さんが色々説明してくれたが、あまり頭に入ってこなかった。ふわふわしていた。
着替えて準備をして台に座り、先生を待つ。部屋は今までにない雰囲気で、オルゴール調の音楽がながれていて、メルヘンなかんじ。暖房もよくきかせてくれていてぬくぬくだった。みんなで赤ちゃんを喜んで迎えるという雰囲気だった。
今回は麻酔も何もなし。先生が来てから消毒をしていたが痛くなかった。培養士さんもやってきて、先生、看護師二人、培養士さんが見守りながら移植となった。モニターなどはわたしにはなかったのでずっと天井を見ていた。昨日のシート法と同じかんじで、液が入るときにツンっとするかんじがあった。その日は診察はなく会計してすぐ帰宅した。