ずっと夢を見て安心してた


Day Dream Believer』の歌詞にあるフレーズ。


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今までずっと「夢」をみていたのか、と思うことがある。息子の物語、もちろん主役は息子。いつまでも続くと安心していた。


主役のいない物語はただの風景。もう物語は途切れてしまって続くことはない。


そんなこと、、あるはずもなくて、まるで息子がいたのは「夢」で、夢が覚めたのが「現実」のようなあり得ないことを思い巡らせてしまう。


またはその逆で、今息子がいないのが「夢」で、いつか息子が帰ってくるような気がしたり、いつかあの頃に戻れるように思えたりする。都合のよいことを頭のなかで空想して、そんなことの繰り返し。


でもどちらも現実

息子がいたこと、息子がいないこと、そしてもう帰ってくることもなくて、願いが叶うこともない。


分かっていても、矛盾ばかりの空想を抱いて、あれこれと思い巡らせ、悲しいけど非現実世界に逃げ込んでいる。いつまでそうしていくのだろうか自分でも分からない。



ただ、息子が生きていたことは確かなこと。


息子が生きていた時間、希望をくれた時間は、幸せと光に満ちていた。空想でも妄想でもない。だから、息子がいた時間は「夢」ではなくて、、「夢のような現実」だったんだと。


それは大切な、大切な記憶の宝物。

「夢のような現実」は確かに此処にあった。

それはずっと忘れずにいたい。


もう進むことのない物語だけど、これからもずっと此処にあり続けたい。息苦しくて、逃げ出したくて、目を背けたい現実だけど、大切な記憶をずっと抱えて、忘れることのない物語にしたい。


ずっと夢を見て

まだ逃げていくかも知れないけど


いつか先に見える何かを信じて…