第123艦 名艦隊戦28 ヤマト「星巡る方舟」中後盤艦隊戦 | アニメに見る宇宙戦艦・宇宙艦隊の研究室

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このブログはモビルスーツよりも宇宙戦艦の方が気になる!好き!という「少数派」の方々にお送りします。

前回に続き、ヤマト「星巡る方舟」の今回は中後半での艦隊戦です。

話の出だしとしては、ヤマトやガミラス艦隊が古代文明の栄えた星に呼び寄せられて…てな感じで…何やらサイレンの魔女みたいな話で…。
不思議な星ゆえ、大戦中の旧日本海軍のヤマトの沈没船まで出てくる始末で…。
ファンタジー色強くて、絵的にはいいですが、ヤマト本来の硬派なSFアニメとしてのイメージからはちょっと…。

しかし!艦隊戦の設定や描写は実にいいです!
ヤマトとガミラスの連合艦隊とガトランティス艦隊との艦隊戦シーンは動きもいいし画面描写も高いレベルです!

細かいことは言わずに、ただただ見応えのある戦闘シーンを堪能できます!

またもガトランティスのメダルーザ級殲滅型重戦艦メガルーダの火焔直撃砲から
前方に展開したワープ波の中に
生成された火球を送り込んで
エネルギー弾が跳躍して攻撃する。しかし軸線上には先行していた友軍艦艇が…
なんと!おかまいなしにもろとも…
でも当のヤマトには外してしまう
惑星シャンブロウに到着した、引き寄せられた?ヤマト
こちらはククルカン級襲撃型駆逐艦
連続回転レーザー掃射砲塔による射撃!

ヤマトの第三主砲塔が火を噴く
爆沈!しかし綺麗に描いてあるなぁー
こちらはラスコー級突撃型巡洋艦
手前には着弾して爆発前のミサイルが突き刺さってます…。しかしガトランティスの巡洋艦や駆逐艦の艦表面がここまで細かく描かれていることがこれまでにあったでしょうか
ミサイル爆発!炎上!
爆沈!も、もろい…
回転しながらついに現れる
殲滅型重戦艦メガルーダ
ククルカン級の発したこの光弾はミサイル?
ヤマトの後方から駆逐艦らしい雷撃です
ヤマトの応戦は後部の第三主砲
ヤマトの主砲を喰らってしまう
ククルカン級
以下、被弾、艦体破壊シーン四連
ククルカン級やラスコー級は、緑色の艦基部と白色の上部構造物が
剥がれるように爆発していくシーンがよくあります
爆発で飛散する艦体の構成物が、もの凄く細かく描かれてています!
ヤマトとガミラス艦隊に迫るガトランティス艦隊
ヤマトと共同戦線を張るガミラス軍のバーガー

以下、ラスコー級の被弾、艦体破壊シーン五連
火線が直撃し
爆発し破片が飛び散り
さらに細かく破片が舞い
こんな風に艦体が大きく欠けているシーンは珍しい!よく描かれています
巨大な火線をギリでかわすガミラス艦
ガミラス艦隊はゲルバデス級戦闘空母をはじめとする12隻からなる第8警務艦隊

ヤマトの航空隊が併進している
ガトランティス艦隊に対抗するため連合艦隊を組むヤマトとガミラス艦隊

メダルーガの、こちらは火炎直撃砲でなく、主砲
それでも威力は充分
被害甚大!
さらに火線を浴びてグシャグシャに…



近接したヤマトの対空パルスレーザー砲が
砲が撃ちまくり…この砲群が対艦射撃を行うのは珍しい
メダルーガを蜂の巣状態に
表面が穴だらけになっていく

多くは被弾、即爆発の多い艦隊戦のシーンですが、これほどまでに被弾した艦体が灼かれ、構成物が飛散する様を細かく描いた作品があったでしょうか?

その意味では隠れた名作です!