無理に笑顔を作る必要はない | 弦弥勒

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笑顔は大切と書きましたが、無理に

笑顔を作る必要はありません。

 

笑いというのは、ごく自然に出てきて、

笑顔になった本当の笑顔でしか、

本来は人は癒されないのです。

 

笑うということは実は、見たくない、

隠されている感情につながっている扉なんです

 

このプロセスを経て通常はいらない感情を

手放しているんです。

 

心から笑うと、そこに真空が作られ、

宇宙がその真空を満たします。

スピリチュアルに目覚め覚醒している場合の

人間なら、本当の歓喜につつまれ笑った場合は

「金色の光を見る」という体験がおこるのです。

 

人は、いつも極端な状態にいます。

とてもハッピーか、とても悲しいか。

だけど本当の道というのは、

無理に笑顔を求めるような状況を望み

つねに渇望するのではなく、

仏教でいわれるように真ん中の道を進みつづける

ことなんです。

 

そこで生まれる笑顔でしか本当の意味で

人は癒されません。

 

それ以外の笑いは、マインドだけでの表層的なものです。

魂の歓びや笑いとは全く別物で、

TVを見てお笑い芸人の演技に騙されている

状態です。

 

例えをだしましょう。

全く赤の他人の赤ちゃんとお母さんが公園で

散歩をしているところに偶然でくわし、

挨拶したついでに赤ちゃんが笑ったとしましょう

 

そこで、笑顔がこぼれない大人はいないと

思います。

本当の笑顔とはそういうものです。

 

そして、そのとき別次元では赤ちゃん、お母さん、

そして出会ったあなた三人が、

「金色の光に包まれている」のです。