防災意識を高める NO/56 | 不動明眞

不動明眞

AKIMASA FUDO AKIRA

(被災後3週間たったら注意しよう)

 

●3週間たったら無理をしない

 

避難所の多くでは入浴できないなど、

不衛生な状態の生活が続きます。

感染症も蔓延してきます。

人が気を張っていられる時間は3週間が限界

と言われているため、

そこを境に急激に体調や精神が悪化する場合が

あります。

3週間を過ぎたら、意識して休息をとりましょう。

 

(余震やストレスによる、不眠、めまい、うつ

子供達も、アトピーが悪化したり、おねしょや

じんましんなどが、発生・・・

エコノミークラス症候群や心筋梗塞にも

注意が必要です)

 

(なかったことにしたくなる心の病気)

 

●過酷な現実に心が耐えきれなくなる

 

津波で被害を受けた港の漁労長の方が

「夢ではないか、夢であってくれと思った、しかし

瓦礫の山を見て夢でなく、現実なんだと思い知った」

と話していたという事です。

誰もがそう思う、それほど過酷な現実があります

ボランティアの中には心理カウンセラーもいます。

自分はもちろん、まわりの人の様子が変だな

と感じたら、早めに相談してみましょう。

 

私の場合の相談に関しましては、

災害が起こる前の準備等、

備えに関しての事前相談に限ります。

 

実際災害が起きてからは、自身の家族や

ご近所への協力が優先になりますので、

もし、事前に災害等への準備などでご相談

希望の方は、今のうちにご相談ください。

 

災害発生後は相談活動は休止になります。