(災害用トイレと携帯トイレ)
●災害用トイレの知識を持つ
普段からよく見かけるためるタイプの仮説トイレは、
便槽の量が決まっているので避難者の人数によっては
限界があります。
マンホール式のトイレは、下水管のマンホールに直結
させることで、便槽の容量にとらわれずに、
使用することができます。携帯トイレは赤ちゃんの
おむつと同じように、
尿を吸わせて固めて処理する仕組みです。
とにかく、ひとつあると、安心なのが
携帯トイレ。
高分子給水ポリマーと排便袋(黒袋)
がセットになってます。
(自分だけのトイレを用意しておく)
●一刻を争うトイレ問題
避難生活では、みんなが使うトイレがいつも混んで
いたり汚れていたりすることが多いでしょう。
そのため、水分をあまり摂らないように
して我慢していた人が、具合が悪くなったという
ことがありました。
子供も大人も待ったなしのトイレの問題。
最悪の場合を想定しましょう。
市販されている携帯トイレは
「高分子給水ポリマー」を利用していますから、
あらかじめ避難袋に用意するにこしたことは
ありません。
なければ、吸水ポリマーを含む紙おむつや
ペット用のトイレシート、
段ボールなどを利用して簡易トイレ(おまる)
を手作りすることもできます。