防災意識を高める NO/45 | 不動明眞

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AKIMASA FUDO AKIRA

(災害用トイレと携帯トイレ)

 

●災害用トイレの知識を持つ

 

普段からよく見かけるためるタイプの仮説トイレは、

便槽の量が決まっているので避難者の人数によっては

限界があります。

マンホール式のトイレは、下水管のマンホールに直結

させることで、便槽の容量にとらわれずに、

使用することができます。携帯トイレは赤ちゃんの

おむつと同じように、

尿を吸わせて固めて処理する仕組みです。

 

とにかく、ひとつあると、安心なのが

携帯トイレ。

高分子給水ポリマーと排便袋(黒袋)

がセットになってます。

 

(自分だけのトイレを用意しておく)

 

●一刻を争うトイレ問題

 

避難生活では、みんなが使うトイレがいつも混んで

いたり汚れていたりすることが多いでしょう。

そのため、水分をあまり摂らないように

して我慢していた人が、具合が悪くなったという

ことがありました。

子供も大人も待ったなしのトイレの問題。

最悪の場合を想定しましょう。

市販されている携帯トイレは

「高分子給水ポリマー」を利用していますから、

あらかじめ避難袋に用意するにこしたことは

ありません。

なければ、吸水ポリマーを含む紙おむつや

ペット用のトイレシート、

段ボールなどを利用して簡易トイレ(おまる)

を手作りすることもできます。