●何故、物質の動きを予測できるのか？
18世紀に産業革命がはじまると、ニュートン力学は
機械工学に応用されはじめ、前期量子論が誕生する
19世紀末ではゆるぎない真実として絶対的に信じられて
いました。
ニュートン力学が正しいということは現代でも
変わりありません。
アインシュタインの相対性理論はニュートン力学を
否定したようなイメージがありますが、
ニュートン力学では説明できない部分をカバーして
いるという位置づけなのです。
たとえば、地球を守る人工衛星はニュートン力学を
使えば、1年後でも、10年後でも
人工衛星の未来の位置を正確に計算できます。
これは「人口衛星の未来を完全に予測することができる」
とも言い換えられそうです。
何故未来のことが計算できるのか、
19世紀末の科学者たちは
「未来に何が起こるかは、すでに決まっているから」
と考えていました。
人工衛星の未来は、今の位置や軌道、運動量（速度）
などによって、今、あるいはもっと前の時点で
決定されているということです。
全知全能の存在がいるとしたら・・・
フランスの科学者、ピエール・ラプラスは
「宇宙の全ての物質の現在の状態を知っている生物
がいたら、その生物は未来を完全に予言できるはず」
と考えました。
この未来を完全に予言できる生物は、
「ラプラスの悪魔」と呼ばれています。
「未来が、今の状態によって決まる」なら、
今の状態を把握しているラプラスの悪魔が未来のこと
を知りたいと思ったら、
計算すれば、答えがわかってしまうのです。
しかし、人間には未来を完全に予測することが
できません。それはまだ、科学がそこまで発達していない
からと考えられていました。
では科学が発達すれば、私たちは完全に未来を予測
できるようになるのでしょうか？
ラプラスの悪魔は、宇宙の未来を全て予言する万能の
予言者・・・とでも呼ぶ存在です。
人間はラプラスの悪魔になることができるのでしょうか？
50億年後の未来は、今でも予測ができています。
その予測では太陽が、
寿命を迎えて誇張が始まり、
地球もその誇張に飲み込まれて消滅していくという
ストーリーが描かれています。また人の未来には
必ず「死」が待っているので、
「あなたはいずれ死ぬ」と言えばその予測は
必ず的中します。
でもそんな大雑多すぎる予測が的中しても
私たちの生活では役に立つことはありません。
競馬でどの馬が勝つのか、A社の株価は上がるのか
下がるのか・・・など、もっと細かい範囲での
予測が必要なのです。
量子論ではラプラスの悪魔は否定されます
不確定性原理では、位置と運動量は同時には
決まりません。
ニュートン力学の計算には位置と運動量という二つの
値を知る必要がありそれを同時に知ることができないので
計算することもできないと考えます。
未来は最初から決まっているものではないと言えそうです。
●ラプラスの悪魔は存在するのか
しかし待ってください。これまで否定されてきた
ラプラスの悪魔の存在が復活するかもしれないのです
最近、不確定性原理は実際の実験結果と合わないという
報告がありました。不確定性原理が発表されたのが、
1973年、当時は正確な実験を行う機器がなかったため
実験による検証が行われてきませんでした。
実証されたのは2012年になってからです。
あらゆるものが曖昧であり、確率的にしか決まらないのが
量子論の世界ですが「ゆらぎ」というおおきな枠で
考えれば、人間がラプラスの悪魔になることも
可能ということでしょうか？
こう考えると、霊能者の霊視や透視、未来予知にも
量子論的角度からの考察が重なってきているように
感じられませんか？
完璧な能力者がアダムカドモンだとしたら、
それこそ、科学者ピエールラプラスのいう
「ラプラスの悪魔」です。
アダムカドモンは究極の霊的存在です。
人祖アダムは完全に未来を予測できたのです。
これが究極の霊能力です。
それには人間3人分の霊的因子が必要になってきます
その3人分とは濃い霊的因子なのですが、
実は実際はどんどん薄くなっているんです。
何故なら人間が霊的な道を歩まなくなっているからです。
アダムほどでないにしても、
世の霊能者は霊視で未来を予知していますが、
外れる確率は五分五分くらいならいい線をいっているのでは
ないでしょうか。
普通は20％程度の確率で当てるのが精一杯です。
いかにアダムの能力が凄いかわかります。
それでは能力をあげるにはどうしたらいいのか？
霊的因子を濃くするには、内側への探求が
必用です。人は10代溯ったら先祖は2046人
20代溯ると200万人くらいいます。
30代溯ると21億4748万3646
40代前までの ご先祖様の数の合計は、2兆人オーバー！
40代前この時代には2兆人はいないはず・・・
これ、世代を遡るにつれ、あっちのご先祖様と
こっちのご先祖様が重複しており、
実は、ほとんどが重なっていて。
今現在生きている人たちの先祖は同じ先祖？
になるという事が時代が進むほど起きていくはずです。
こういうことが言えます。
天地創造は西暦の紀元前4004年10月18日〜24日に
かけて起こり、
人祖アダム創造は紀元前4004年10月23日
午前9時と算出されています
そうすると、現在は西暦2024年ですから、
2024年+4004年で6026年経っています。
イエスが誕生したのが紀元元年ですから、
4004引く2024=1980で
おそらくあと1980年後には人祖アダムになる人物が、
一人この地球上に残る計算になります。
これは、霊的因子は可逆的な進化をしているので、
量子論的に言えば人類は増えるのと同時に
減っていることが同時に起こっているのです。
（なので、災害や戦争も増えるのかもしれません）
おそらく現在の人類は半分は霊的に進化している
人達で、半分は全く霊的には進化していない
中間のあたりにます。
あとはご想像にお任せ致します。
早くしないと霊的な人間とは無縁になります。
14万4000人の霊的指導者とはあと何年後になるでしょう。
