昨晩、武道館で英国が誇るロックバンド、デフ・レパードのライブに行く。

デフ・レパードは、80年代に活躍したロックバンド、

当時は、NWOBHM(ニューウエイブオブブリティッシュへビーメタル)の代表格として売りだされた感じだったけど、バンドメンバーは、ヘビーメタルバンドでは無いと言ってたような・・・。

私はデビューアルバムとメチャ売れたPYROMANIAのアルバムを買って、バンドスコアも買ったりして、当時好きな「ロックバンド」の一つ。ちなみに自分もヘビーメタルという言葉がというかジャンル分けが好きで無い。デフレパードは勿論だが、かのリッチー率いる「レインボー」もヘビーメタルでは無い、ハードロックバンドであると自分は思っている。ヘビーロックというにはOK.「メタル」というフレーズは好きではない。。。どうでもいいが・・・。

で、昨日の武道館でのデフレパードのライブ。

一言でいって、自分が「大反省・・・!」

デフレパードは、昔好きだったバンドなので、ライブの曲も半分は知っているだろう・・と、たかをくくっていたのだけど、実際、曲をかなり忘れてしまっていた!

デフレパードに限らず、和洋問わず、現在のライブって「全員参加型」ライブの時代。

バンドはオーディエンスを煽り、一緒に歌わせてたり、手を振り上げたりしてバンドと「シンク」するノリだ。その一体感がライブの醍醐味である。

それには当然、曲を知っていないと、一緒に歌ったり、手を振りかざすタイミングが判らない。

で今回のデフレパードは、もろ「全員参加型」ライブで、曲を知らない(忘れた?)自分は、一緒に歌ったり、手を振りかざすタイミングがほとんど判らなかったのである。

手をかざす、歌うタイミングが判らないのに無理に合わせるとそのタイミングを外す、それはみっとも無いし、恥ずかしい・・・

で、結局、大人しい観客のフリして、軽くノッている感じの棒立ち作戦をとる。

しかし、反省すべきは、今回ライブの曲、ライブセットリストのほとんどは自分のライブラリーにあるのに、聴いていない証拠。。

まともにわかったのは、「ヒストリア」とアンコールの2曲くらい。

昨年の布袋さんのライブも今回と似たような感じだったが、ライブに行く時は、即席暗記では、いざライブとなると全然ダメですね。曲を体にしみこませないと・・・。

ちなみに今回のライブでは開演前の会場に流れたBGMでクィーンの「ブライトンロック」(デフレパードのメンバーはクィーンが大好き)が流れたけど、久々に聴いても曲の展開が、すべて知っている。。。記憶というより体にしみ込んでいる感じ。

おそらく、デフレパードは自分にとってそこまでいってないバンドなんだろう。

まぁ、オンタイムでデフレパードが売れ出したは、自分が大学生の時。当時は、自分はロック好きから「AOR」の方がメインで聴いていたらからなぁ。。。

デフレパードが大好きなファンは、私より若い40代が多いのだと思う。

未だ行ったことが無い、初参加のライブは、これからは良く勉強してから行きましょう!

で、今回のライブは「爆音!!!」・・・でもこれがロックだ!

曲を良く知っていたらメチャ盛り上がったに違いない・・・。

ギタリスト的な印象は、ロックギターは「音抜けの良いディスト―ション」サウンドをいかにつくるかってことだな、と改めて感じた。