ちょっと前までは、巨人ファンだった。
数年前のGMさんのモメゴトとか、フリーエージェントで入ってきた選手とかの補強で目指すチーム作り、ドラフトで取る選手とか、なんか違うな??って感じで巨人ファンを休止している。
セリーグでは、限られた予算の中で頑張っているチームを応援したくなり、今年はカープかベイスターズに優勝してもらいたかったので、実際、カープが優勝して良かった、と思った。
昨日、たまたまBSで台湾OBと巨人OBの親善試合を見たけど、王さんがバッターボックスで構えた姿を見て、「やっぱりスゲェな」と思った。年齢によるフォームの変化は致し方ないけど、足を上げて1歩足になってピタって止まるあの威圧感。投手がインサイドに投げると打たれる、という恐怖感、を与えていた全盛期の王選手をオンタイムでテレビでみていたので、その記憶がよみがえってきた。
「ここに投げたら打たれる」という威圧感があるバッターが、今の巨人にいますか?
球種の読みあいでそこに狙いが来たら打つなんていう玄人のセコイ話はどうでもいいのです。
ピッチャーが投げる時、「ここに投げたら打たれる」という威圧感を与え、そして実際に打つ。と選手のことです。
王選手、長島選手、松井選手、。彼らにはそれを感じさせる威圧感があったと思います。
FA選手では、落合選手も威圧感がありました。K選手もそうでした。
最近では、全盛期の阿部選手がそうだったと思いますが、以来、巨人には生え抜きでそういう恐怖感を投手に与えるバッターが出てきてないように思います。
他球団では大谷選手が、すでにそのオーラがありますね。
前監督時代、優勝を重ねて素晴らしい成績を残して、その手腕は誰もが認めるものですが、巨人の戦う集団→「自己犠牲」「巨人プライド」「常勝巨人」のアイデンティティが、「ミスが許されない度No1球団」の環境が若い選手にとってはたして有益であったかどうかは、ちょっと疑問です。生え抜きの新人がこの数年、全然出てきてません。
坂本選手、長野選手は、もうベテランの時期です。
巨人は、今年のオフもFA選手、外国人選手を獲りまくりました。
やはり来年もカープかベイに優勝してほしいなと思います。