ワイナリー巡り@勝沼ぶどう郷 | La Cucina やさい薬膳

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LONDON在住の野菜ソムリエAKIのブログです。
「食べたモノによって身体は作られる」という想いを秘めて。

 

11月の三連休の日、日本のワイン産地、勝沼へ行ってきました~。

 

ぶどう郷駅から最初のメルシャンまでバスで10分くらいかな~ブドウ畑がいっぱい。

そう、「いっぱい」という感じで、「連なる」という感じではないのが、

今まで行ったフランスやイタリアのワイン産地と違うところ・・・。

ブドウ畑の規模は小さく、すぐ横に民家があり、生活圏があるのです。

 

今回は、タイプの違うワイナリーを3か所選んだつもり・・・

①メルシャン(日本ワインの源、キリン傘下の大企業)

②中央葡萄酒(ワイン雑誌Decanterでトロフィー獲得)

③MGVs(半導体企業がワイナリーに新規参入)

 

 

メルシャンでは、ベーシックツアーに申し込み、資料館や畑なども見せてもらって、

甲州(白)、ロゼ、マスカットベーリーAの3種をティスティングしました。

資料館には、140年くらい前の木製の醸造機器があって、これが興味深いです。

さすが、大手企業ですね。栽培品種や産地も多岐に渡ってます。

 

屋外の席がとっても気持ち良い併設のレストランでランチをとりながら、

さらに甲州の醸造や畑違いの4種の飲み比べ。

 

 

 

 

 

そこから歩いて中央葡萄酒へ。

「グリド甲州」が海外でも高い評価を受けてます。

KOJ(Kosyu of Japan)のメンバーで毎年1月にロンドンとNYでプロモーション活動をしてます。

ここでも甲州を~

 

 

最後は、MGVsです。

醸造スペースがガラス張りになってます。

将来的には、宿泊も設けたいとのことで、海外のワイナリーのようになることを期待!

2016が初リリースのこちらは、日本固有の品種にこだわっているので、

甲州とマスカットべーりーAの2品種のみ!

ここではロゼを~

 

 

今まで訪れていたヨーロッパのワイナリーとは、

雰囲気も広さもまーったく違う勝沼ですが、これはこれでおもしろかったです。

畑や畑周りの地形をみて、なぜこの蒸し暑い日本でワイン用の

ブドウ栽培ができるのかという疑問も少しとけたような気がします。

そして、

やっぱり日本固有品種であり国際品種でもある品種の

「甲州」「マスカットベーリーA」の日本ワインにも頑張って欲しい!