新進気鋭のゲルマニウムブースター! 【 Top Gear 】 & 【 Bottom Gear 】 | AKIMA&NEOSコラム

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アキマ・ツネオ、大島治彦が機材や音楽の事を綴ります。

サウンドの “ 色 “ と “ 深み “ をプッシュする、新進気鋭のゲルマニウムブースター! Akima & Neos 【 Top Gear 】 & 【 Bottom Gear 】、リリース!! 

ゲルマニウムトランジスタを使ったギター用とベース用のクリーンブースターが、遂に完成いたしました。 

従来のブースターはFET、ICなどを使ったモノがほとんどで、これらはエッジがある元気な音色が特徴です。 しかしそれは、ギターの持つウッディーな暖かさが無くなり、電子的なサウンドになってしまうとも言えます。 

Top Gear と Bottom Gearは、ゲルマニウムトランジスタを使う事により楽器本来のポテンシャルを損なう事無く、パッシブトーンの魅力はそのままゲインを上げる事が出来ます。 一度体験したら、きっと手放せなくなるディヴァイスとなることでしょう。 

*ゲルマニウムトランジスタはU.K.製ムラードを使用しています。 

 

【 Top Gear 】 ギター用のクリーンブースターです。 チューブアンプのクランチにOver Drive系のエフェクターを使いオーバープッシュしている人が多いですが、このTop Gearを使うとサウンドが痩せる事無くそのままのレンジ感でクリーミーで心地よいサスティーンが得られます。 そしてギター本体のボリュームの反応が劇的に良くなり、絞るとブーストしているにもかかわらず鈴鳴りのスーパークリーンなサウンドも得る事が出来ます。 

【 Bottom Gear 】 これは過去に無かったエフェクターなのではないでしょうか。 パッシブベース用のクリーンブースターですが特徴としてサウンドが太くなり、すべての弦のバランスが整います。 高域が上がったり、低域が上がったりなどのモノは色々、存在しますがサウンドが太くなるモノは無かったと思います。 もしあったとしたらオープンリールを使ったアナログレコーディングでの、テープコンプレッションがかかりプレイバックした時のサウンドぐらいしか思い当たりません。 このモデルはブーストをさせずに1:1(等倍)での設定でも、その太く豊潤なサウンドが楽しめます。 4弦ベースでいえば1、2弦が太くなり3、4弦とのバランスが整い、更にバズトーンも目立たなくなり、とても良い状態のヴィンテージベースのようなムードが感じられます。

● 発売日:2023年12月 

● 実勢価格:¥Open Price 

● 仕様(両モデル共通): ・TERMINAL:IN PUT,OUT PUT ・SWITCH::By-Pass Switch ( True Bypass) ・SIZE::W 70mm D 111mm H 52mm ・WEIGHT:238g( バッテリー入れた状態で) ・POWER:Only 9V Battery (006P)