【過去を思い出して書いております】
『ワタシは迷いに迷っていた。
悩みに悩んでいた。。。
実はワタシは、先月また借金の枠を増やす申請を数社にしてしまっていたのである。
どうせもうどこも無理だと思っていたのであるが、3社がワタシの申し入れにGOサインを出して来たのである。
つまり、また借り入れが出来るのである。ワタシは石渡選手のウイニングランを目の前で見れなかった悔しさから、次節のスカッとさわやか杯の最終日の軍資金は、前日の飯塚ミッドナイトオートレースd払いの10万円枠を全て一番人気のワイド買いで現金化することを企んでいたのだ。
しかしその前に、もうコンビニに行けばいとも簡単にキャッシングが出来てしまう状況になってしまったのである。
これもひとえに両親のお墓参りに行った御褒美なのかなぁ?なんて、勝手に解釈していたのであった。
だからこそ、今、悩みに悩んでいるのである。迷いに迷っているのである。
病院に行こうか、桐生に逝こうか?因みに病院とは↓
(医療法人大壮会 久喜すずのき病院)
サラ金からお金を借りて桐生で勝負したら、
10万円がもしかしたら100万円になるかも知れない。。。
そう思っていた!
病院に行くより手っ取り早くて良い治療になるのでは。。。
そんなふうに、自分に都合のいいように解釈したのであった。
月曜日の桐生はお客が入ってない事をいいことに、八百長のオンパレードであった。江戸川で勝負するのが馬鹿らしいくらい荒れに荒れていたのだ。
【6月26日(月)◇桐生⇒
2R245(19940円)
3R543(30300円)
6R541(72300円)
12R412(42160円)】
勿論、この中には八百長ではないレースもある。
しかし、1号艇にA1を組んでいるシード番組でも八百長は行われていたのである。
江戸川があるから今まで何とか選手を続けて来ることが出来た
東京支部の3点台の万年B1選手(山来和人)が、地元群馬支部の6点オーバーのA1選手の金子拓矢に勝ってしまったのである?本来、地球がひっくり返ってもあり得ない事が、月曜日の桐生では実際に起きてしまっていたのだ。
(因みに山来選手は、自宅から江戸川までママチャリで来ている。最終日はいつも、船堀ゴルフ練習場隣のFMか競艇場前のローソンで缶ビールを買って、呑みながら帰って行くのだ。
きっと自分への御褒美なのであろう?ワタシもお声をかけたことがあるのだが、その節はあまり成績がふるわなかった為か完全無視をされてしまった。
その時、ワタシは思った。
やはり山来と植木さんとでは、人間の出来が全然違うんだなぁ~?って。。。
実はその前の週に、戸田の中二階から植木さんにお声をかけさせて頂いていたのだ!植木さんはワタシに気づくと、何度も何度もペコペコ・ペコペコ御辞儀をしてくれたのだ。
植木さんは競艇のルールを説明する為に、《じゅんいちダビットソン》達の番組に付き合わされていたのだ。
【その日の戸田瞬さんのブログに、対岸からではありますが《じゅんいちダビットソン》達が写っております。】
兎に角今節の桐生はおかしい。昨日も2Rで二万五千円の配当が出たり、準決で集団フライングがあったり?こんなに荒れた桐生はホントに珍しかった。
そして水曜日の朝を迎えた。
「最終日の今日も荒れるから逝くしかないでしょう!」と、
天から声が聞こえて来たのであった。。。
しかもタイミング良く、前日にはクレジットカード会社から増額のお知らせが来ていたのだ。
アメーバ占いも前日は12位であったのに当日は1位であった!
ワタシは鬱病と強迫性障害と精神○裂病を治療してもらう為に
久喜の【すずのき病院】に行くことをキャンセルし、桐生に車を走らせたのであった。
勿論、コンビニで満額のキャッシングをしてから。。。』
今日は天気予報がハズレて一日中雨は大丈夫そうだから、川口オートの方がいいかなぁ?
佐藤摩弥の連続優勝もあるかも知れないよなぁ?今日の準決は加賀谷建明の外におかれてんだから、凄いよなぁ?
加賀谷建明って、今S-3だよ。
昨日だって、元世界チャンプの青木治親をいとも簡単に抜いたからなぁ?
桐生に行って知らない選手に賭けるより、佐藤摩弥ちゃんを応援した方が賭けがいがあるか?今節は全レース7車立てだから当たりやすいだろうし?
森君もワタシと違って頑張りやさんで偉いと思うけど、昨日の走りを見るかぎりじゃ、
今の佐藤摩弥選手には子供扱いにされちゃうわねぇ?
だからマヤちゃんに気を使って
、ステーキをしょっちゅう奢ったりしているのよ?』
『ワタシは122号を南下することなく北上していた。
運転しながら、入院中お見舞いに来てくれた先輩の言葉を思い出していた。
「ヤギさん、ギャンブルなんて暇だからやっちゃうんだよ!
俺なんて毎日寝る暇もないほど忙しいから、ギャンブルなんかやってる時間無いよ!
結局ギャンブルなんて、暇人のやる遊びなんだよ!毎日やることが無くて暇だから、ギャンブル場に行って遊んでんだよ!
行く所が無いから、毎日ギャンブル場に行っちゃうんだよ!
ヤギさん違うかい?ヤギさんの人生も暇だったんじゃないの?
ヤギさんがこんな人生になるんだったら、あの時もっと強引に引き留めておけば良かったのかな?あの時はやりたい事があるって言ってたから。。。
退院したら、残りの人生よく考えた方がいいよ!仕事を頑張っていれば、ギャンブルなんかやってる暇がなくなるよ!」
あの言葉に偽りはなかった。。
先輩は嫌味で言っていたのではなく、ワタシが未だにギャンブルに夢中になっていることを打ち明けたので、本音で向き合ってくれたのだ。だからワタシも嬉しかった。
当時、ワタシが会社帰りに池袋のパチンコ屋で台にかじりついて夢中になっている姿を見て、
その先輩はワタシの将来を心配していたとも語ってくれた。
あまりにも台と一体化していたので、声をかけづらかったそうだ。確かにワタシは夢中になるとまわりが見えなくなってしまう性格で、当時の同僚にも「ヤギさんはパチンコ台を背負っているように見えた」とも言われたことがあった。
兎に角、そうやって今までワタシを心配してくれたり、ワタシに助言をしてくれた人が何人もいたのに。。。
なのにワタシは退院してからも
、ずーっと生活を変えることはなかったのである。』
『羽生を過ぎて利根川を渡ってから近道をしました。千代田町赤岩を通って来ました。(赤岩渡船は群馬県千代田町から動力船で利根川を渡り
向こう側の埼玉県熊谷市まで無料で船渡ししてくれる所です。一応県道なので無料です。歴史は古く、戦国時代から行われておりました。)
途中どしゃ降りの雨にみまわれて一時はどうなるかと思ったけど、やっぱり日頃の行いが良いせいか雨も上がったわね!
今日は最終日だから、優勝戦までお金が持つように、熱くならないようにしないとね!』
『まさか、ドラドキ目玉レースの1号艇の山田哲也まで八百長するとは思わなかったわぁ?
A1一人でB2が二人にB1が三人のレースで逃げれないなんて?しかも最終日なのに。。。
(大村ボート開設69周年記念「海の王者決定戦」の優勝戦で、山田哲也はイン逃げを決め優勝賞金1000万円を手にしている。ワタシはこの優勝戦で山田哲也の頭から大勝負をし
大金を手に入れたのである。)
みんな八百長して儲けているのねぇ?
うまくやれば八百長一回で優勝賞金稼げちゃうものねぇ?
あぁ~、今日は最悪。。。
やっぱり日頃の行いが悪いからか、大嵐になっちゃったじゃない?
山の天気は変わりやすいのよねぇ?こんなことになるなら、素直に川口オートにしておけば良かったかしらぁ?』
川口はやっぱり佐藤摩弥が勝ったのねぇ?佐藤摩弥の頭で三千円ついたら上等じゃない?
756なんて大本命じゃない?
二点でとれるじゃない?なんであんなにつくのかしらぁ?
明日はおそらく佐藤摩弥のパーフェクトVだわね!
もう今日は帰ろうかしらぁ?
どうせ埼玉の中澤和志のイン戦も八百長だわよ!きっと逃げないで穴になるわよ!
石渡の息子さんのレースが終わったら帰りだわね!
早く帰って、オナってお風呂に入って早く寝て、明日は朝一から江戸川に逝って《スカッとさわやか杯》でスカッとさわやかに大勝負だわよ!
精神病院なんかに入院してる暇なんか無いわよ!
こうなったら、明日から6日間フル出勤だわね?』