二月に入り、日本を記録的な大寒波が襲い、
日本海側や北海道に記録的な大雪が降った中、

私は久しぶりに羽田空港の第1ターミナルの制限エリアにいました。
この日は2/6!
なんとつい先日です!
羽田から国内線に乗るはかなり久しぶりです、、、
搭乗口は33番が割り当てられていました。
33番はバス搭乗ですね、、、

出発まで時間がありますので、酒でも飲み、ヒコーキ眺めながら待ちます。
出発まであと1時間程度、、となったときに急遽搭乗口の変更が出されました、、、
新しい搭乗口は、、、9番!
なんと!北ウィングから南ウィングという極端な変更!
とりあえず、テコテコ向かいます。
 
定刻から少し遅れて搭乗開始、、

機材はB737-800!
コンセント付きの機材でした。

この時羽田空港は南風運用、、
北へ向かうこの便はおそらくC滑走路のR/W16Lへ向かうのでしょう、、、
と思ったら、まさかのA滑走路のR/W16Rからの離陸!

まばゆい光を放つ大都市を離れ、機は北上、、、
約1時間程度で目的地に到着、、、

降り立ったのは、北の大地、、、
でも札幌ではありません、、、
北海道の東の都市、、、釧路です。

 

到着ロビーの券売機でバスの切符を買いまして、、

ラッピングバスで到着したのは釧路駅、、
今回の旅は空ではなく、鉄です。
 
定宿の東横INNで一泊しまして、、、
のんびり朝(なんと本日7日!)を迎えます。

今年の釧路は例年にない大雪に見舞われ、
道路わきには除雪で寄せられた雪がうずたかく積まれ、、
その高さは大きいものでは2メートル以上になっていました。

ほんの2日前は大寒波で大雪に見舞われていましたが、
6日から天気が回復した北海道。
すっきりと晴れ、見事に改正です!
撮影地へ向かう前に列車の運行状況を確認に行きます。

うむ!
予定通りに運転されるようです!
では、街を歩きながら撮影地へ向かいます。

釧路駅のすぐ東にある跨線橋から釧路駅方向を見てみる、、、
見事にレールと転轍機以外は雪に埋まっています、、、

なぜかGoogle先生は遠回りのルートを示してくれました。
釧路川を渡りまして、釧路駅から歩くこと
1時間!
通常は30分程度の行程なのですが、
雪と凍結で足元が悪く、慎重になるため2倍の時間を要しました。

到着したのは釧路川のほとり、、、
釧路川の越える根室本線の鉄橋です。
 
先の画像で狙いの列車はお判りでしょうが、
今回の狙いはJR北海道の冬の名物列車!
SL冬の湿原号!!
普段に比べればゆっくりですが、
これでも時間にはかなり余裕を持っていたのですが、
現着はSLの釧路発車時刻から1時間を割っていました。。
 
すでにゲバ(三脚)がいくつかおかれていますが、
それでもまったりです、、、
発車30分前くらいから釧路駅の方向で黒煙が、、
どうやらSLは問題なく運転されるようです。
機関車の調子が悪いとDLでの運転になったりするので、
 
待ってる間に隣で構えた高齢の男性から話しかけられました。
なんでも台湾からいらしたそうです。
台湾から家族での観光旅行を兼ねてSLの撮影に来たそうです。
片言の日本語で話しかけてくる高齢の男性、、
もしかしたら、幼少期に日本語を習ったことがあるのかも?
「明日は展望台に行ってきます」
とおっしゃってました。
 
さて、、そんな世間話をしていたらお時間です。
ボォォ~~
と汽笛が響き、対岸から踏切の鳴動音が聞こえます、、、
気温は零下3度、、
黒煙はさほどでもないまでも、
もこもこした煙(湯気?)をなびかせていらっしゃいました!
川に氷はできませんでしたが、天候には非常に恵まれました!
最近はSL列車でも後尾に補機としてDLを連結していることが多いですが、この列車は補機なしです。
折り返しも特徴的なので、それまで待ちます。
ただ、スケジュールの都合上、折り返し列車は釧路駅到着を駅構内で狙うことにしました。
あまりに道が悪かったので、駅の外での撮影はあまりにリスクが高かったので、、、
 
ひとまず釧路駅まで戻ります、、、
駅に着いたら12時、、
お昼にしましょう、、、
釧路(というか北海道)はお蕎麦の産地なんです!
なので、、、
もちろん!お蕎麦をいただきます!
おネギいっぱいのかしわ蕎麦。
お蕎麦のつゆは東、北へ向かうほど味が濃くなっていきます。
ただ、釧路のお蕎麦は西日本エリアと比較したら濃いですが、
東京のお蕎麦よりあっさりしてるようです、、、
 
さて、、腹も膨れましたし、、、
湿原号の釧路到着は1542です。
この時の時間は12時半ごろ、、
13時過ぎに釧路に到着する「おおぞら」がありますので、気になってたポイントへ行ってみることにしました。
釧路駅から西方向へ進むと跨線橋があります。
釧路駅と釧路機関区の間にあるため、湿原号の出区を狙える。
撮影地を探してるときに気になったのですが、
最終的に鉄橋にしたのでした。
せっかくですから、行ってみることにしました。
 
ついてほどなく、、、
列車の接近を知らせる警報音が、、、
特急の到着には早い気が?
と思っていたら、、、
帯広方面からの普通列車が来ました!
私が最後に北海道に来た時にはまだデビューしてなかったH100型気動車。
もちろん初撮影!
普通列車が釧路駅に到着してすぐに、、、
特急「おおぞら」が到着。
かつては振り子式特急車両のキハ283系でしたが、現在はキハ261系での運転になりました。
これの折り返しは「おおぞら8号」になります。
 
一応、「おおぞら8号」の撮影までしましたが、絵面が変わらなかったので割愛!
14時ころに再び釧路駅前へ、、、
湿原号の到着まで時間がありますので、少しバスでも眺めましょう、、、
釧路には2社のバス会社が乗り入れています。
まずは阿寒バス。
空港と釧路市街を結ぶバスを運行する会社でもあります。
もう一つが
くしろバス
この車両、、屋根上がフラットです、、、
もしかして、、非冷房?
 
釧路駅前のバスロータリーは道路との接続が2か所あるのですが、どちらも出入口で、路線によって出る口、入る口が分かれているようです、、、
外部者の私にはどのバスがどこから入るのか、出るのかがわからず、、、
あまりうまく撮影できませんでした、、、
 
そんなこんなしていたら湿原号の到着時間30分前、、、
まずは、、券売機で
入場券を買います。
JR北海道では駅によっては発車番線の案内だけでなく到着列車の案内もしてくれます。
釧路駅では釧路駅が終着の列車も案内されます。
1539ごろ、、
「まもなく3番線に臨時列車SL冬の湿原号が到着いたします」
と放送が、、、
てこてこ4番線に向かいまして、、、
後ろ向きで列車を牽引してきた湿原号が到着!
湿原号の牽引機のC11は後ろ向きでの牽引も考慮し、炭庫に切り欠きがあります。
 
SL列車は折り返しが回送かDL牽引になることが多いですが、
湿原号は機関車を後ろ向きに連結して運転されるんです。
いつの間にか到着していた花咲線(根室本線の一部区間の愛称)
 
さて!釧路でのミッションは完了した!
次のミッションは翌日、、
まずは今宵の宿へ向かおうじゃないか!
私は基本的に鉄活動する場合は撮影料として金を払って乗ります。
今宵のお宿は札幌!なので
特急「おおぞら10号」に乗車、、
 
実は2/5の時点で「おおぞら10号」の切符は発券済み。
わざわざ入場券を買ったのは、湿原号の撮影をした後に乗車に備えてコンビニで兵糧を調達するため。
 
全席指定制の「おおぞら」
もちろんグリーンです!!
正直、JR北海道のグリーンは払う価値あると思う!
座り心地がダンチだし、足も窮屈じゃない!
旅のお供はもちろん
サッポロクラシック!
 
冬の北海道は予測不可能な事態が起きるもの、、、
ここまでは予定通り、、、
次の関門は
明日の始発が走るのか!!?
です、、
 
実は今回の旅程最大の目的、、、
果たして私は目的を達成できるのか!!?
 
 
続く、、、