さて、、
2024年も終わりに近づく今日この頃、、
一体なんのブログなのか迷走著しい当サイトですが、久しぶりに模型の紹介です。

現在の日本の航空路線では巨大な王手2社と中規模の数社の構図となっています。
この王手の一角なのが全日本空輸。
(ANA:設立時はヘリを運行した日本ヘリコプター輸送で現在も使用される2レターのNHはこれが由来)

なぉ、ANAは日ペリと極東航空の合併により誕生しますが、両者の設立は極東航空のほうが1日早かった。
合併前の1954年より東京~大阪間で旅客機の運行を開始。
1955年には日ペリに核心的な機材が導入される。
ダグラス DC-3(模型はANAになったあと)
日ペリに続き、極東航空にも導入され、DC-3は両者の主力となります。
戦前から生産される機種であり、戦前は各国でライセンス生産がなされ、日本でも生産されていました。
戦後の航空規制によりそれらが継承されることはなく、日本のキャリアが導入したものはアメリカから輸入されることになります。
尾輪をもつ形態ですが、日本航空を除く各社にとっては最大級の大きさとなり、この機の導入により今では一般的になった事が始まりました。
それこそ客室乗務員の搭乗です。
大型機のDC-3導入と就航にともない、客室の保安、サービス要員としてスチュワーデスの搭乗が始まります。
日ペリでは6人から始まったそうです。
日ペリと極東航空の合併したあとも両者の機材は引き継がれたのち、DC-3は1964年まで運用されました。

少し前までスチュワーデスが一般的だったと思うも、今ではキャビンアテンダントの呼び方が普及、、呼び方が変わっただけでも時代を感じます。

さてはて、、今回の模型、、
なんと!脚が引っ込みます!
大きめスケールのダイキャスト模型だとマグネットでの脱着式のものが多くみられます(Geminiとか)けど、可動式なのは珍しいですね、、
格納状態でもタイヤがみえる機種ゆえに可動式になったのかな?
(ただ、金属疲労が怖いから、あまりいじらない方がいいかな、、)

今回の模型
メーカー:Phoenix(フェニックス)
スケール:1/250


ちなみに、、
日ペリは日本社名こそ
「日本ヘリコプター輸送」
でしたが、英字社名は
「Japan Helicopter and Airplane Transportation 」
となっており、しっかり「ヘリと飛行機」と入ってました。